決算ノート
1383東証スタンダード農業(野菜苗生産)

2026年10月期 第3四半期 決算サマリー

サマリー

野菜苗生産大手のベルグアースの2026年10月期第3四半期累計は、ピーエスピー株式会社の新規連結や ベルグ福島鶴沢農場の通年稼働により生産能力が向上し、売上高は前年同期比9.9%増の52億71百万円。 適切な価格転嫁も進み、営業利益・経常利益・親会社株主帰属四半期純利益はいずれも前年同期の赤字から黒字転換した。

売上高

5,271百万円

+9.9%

営業利益黒字転換

39百万円

黒字転換(前年同期△220百万円)

経常利益黒字転換

49百万円

黒字転換(前年同期△212百万円)

親会社株主帰属四半期純利益黒字転換

37百万円

黒字転換(前年同期△70百万円)

ハイライト

  • 野菜苗・苗関連事業はピーエスピー株式会社を新規連結、ベルグ福島株式会社の鶴沢農場が通年稼働となり生産能力が向上。内製化率向上と価格転嫁で収益改善
  • 北海道向けトマト苗・スイカ苗が他社製品からの切替え等で購入比率増加、オリジナル品種(アースストレート苗・ヌードメイク苗)の売上増加に寄与
  • 農業・園芸用タネ資材販売事業はピーエスピー株式会社の連結や価格改定によりセグメント利益が前年同期比283.2%増
  • 小売事業は「ビカクシダ大展示会」等の企画展示販売会を実施しセグメント損失を縮小

財政状態

総資産

6,634百万円

純資産

2,209百万円

自己資本比率

32.4%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主帰属当期純利益
2026年10月期 通期予想(修正なし)8,000百万円+9.5%110百万円105百万円54百万円+12.9%

注目ポイント

前年同期の営業赤字から黒字転換した背景には、種子・培土等の原材料費や人件費の上昇分を段階的に価格転嫁できたことに加え、ピーエスピー株式会社の連結子会社化とベルグ福島鶴沢農場の通年稼働による内製化率向上が寄与している。気候変動の影響で高温・多雨に対応した栽培技術や品種の重要性が増す中、収益構造の改善が今後も持続するか、通期の着地を見届けたい。

出典:ベルグアース株式会社「2026年10月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年9月14日開示)

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