決算ノート
1444東証・名証住宅リフォーム・不動産流通・不動産建設

2026年7月期 決算サマリー

サマリー

住宅リフォーム事業を主力とするニッソウの2026年7月期は、株式会社第一技研の子会社化等により 売上高は前期比1.8%増の53億76百万円となったが、原価率・人件費の上昇や不動産流通・不動産建設事業の 計画未達により、営業損失・経常損失・親会社株主帰属当期純損失を計上した。

売上高

5,376百万円

+1.8%

営業損失赤字

△42百万円

前期は営業利益72百万円

経常損失赤字

△51百万円

前期は経常利益69百万円

親会社株主帰属当期純損失赤字

△139百万円

前期は純利益202百万円

ハイライト

  • リフォーム事業(原状回復工事中心)は工事単価上昇で増収も、材料費・外注費・人件費の増加により営業利益は前期比93.0%減
  • 不動産流通事業(買取再販)は不動産価格の高止まりや仕入競争激化で採算物件の仕入が難しく、販売件数・単価とも計画を下回り営業損失に転落
  • 不動産建設事業(新ブランド戸建)は展開が下半期にずれ込み、注文・建売住宅の受注販売が想定を下回り営業損失が拡大
  • 株式会社第一技研を子会社化。子会社2社で実績が計画を大幅に下回ったことから、のれん・事業用固定資産の減損損失39,577千円を特別損失に計上

財政状態

総資産

3,371百万円

純資産

1,574百万円

自己資本比率

46.7%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主帰属当期純利益
2027年7月期 業績予想6,909百万円+28.5%235百万円213百万円146百万円

注目ポイント

主力のリフォーム事業は増収を確保したものの原価・人件費の上昇で大幅減益となり、新規参入した不動産流通・不動産建設の両事業も計画を大きく下回るなど、複数事業で同時に採算が悪化したことが最終赤字の要因となっている。M&A(第一技研の子会社化)による減損損失の計上も重なり、当期は事業拡大の踊り場となった。2027年7月期は増収・黒字転換を計画しており、リフォーム事業の収益力回復と新規事業の立て直しが両立できるかが焦点となる。

出典:株式会社ニッソウ「2026年7月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年9月14日開示)

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