2742東証食品スーパー(中四国・兵庫の24時間営業店舗)
2027年2月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー
サマリー
中四国を中心に24時間営業の食品スーパーを展開するハローズ(単体)の2027年2月期中間期(2026年3〜8月)は、新規出店と物価上昇を背景にした既存店の堅調さで、営業収益が前年同期比6.7%増の1,190億23百万円となった。賃金のベースアップや新店の償却費で販管費が増え、営業利益は同2.6%減の57億8百万円、中間純利益は同1.2%増の41億35百万円。3店を新規出店し店舗数は116店。通期予想(営業利益125億90百万円)は据え置いた。
営業収益
119,023百万円
+6.7%営業利益
5,708百万円
△2.6%経常利益
5,754百万円
△2.6%中間純利益
4,135百万円
+1.2%店舗数
116店
自己資本比率
63.1%
前期末57.0%ハイライト
- 営業収益(売上高と営業収入の合計)は119,023百万円(前年同期比+6.7%)、売上高総利益率は25.2%(前年同期25.2%、当社試算)。給料及び賞与が11,287百万円(前年同期10,169百万円)、減価償却費が2,788百万円(同2,378百万円)に増え、販管費は26,870百万円(+9.7%)。営業利益は5,708百万円(△2.6%)、経常利益は5,754百万円(△2.6%)、中間純利益は4,135百万円(+1.2%)、1株当たり193.70円
- 会社は、物価高を背景に生活防衛意識と低価格志向が続く一方、商品価格の上昇でスーパーの既存店売上高は堅調だったとしている。プライベートブランド商品のシェアアップや、自社カード・アプリ会員への買い物優遇策を続けた
- 2026年4月に寺家店(広島県東広島市)、6月に本多聞店(神戸市)、8月に西岐波店(山口県宇部市)を売場面積600坪型の24時間店舗として出店し、4店を改装した。店舗数は広島34、岡山28、兵庫16、香川15、徳島10、愛媛9、山口4の計116店
- 2026年4月に、インフレ環境に配慮して正社員と嘱託社員の賃金をベースアップした。自動発注システムの拡大など業務改善も進めた
- 財政状態は、総資産128,134百万円(前期末比△7,876百万円)、純資産81,154百万円、自己資本比率63.1%(前期末57.0%)。前期末が金融機関の休日で支払いが翌期に繰り越された影響で、買掛金が8,942百万円、現金及び預金が9,264百万円減った
- 通期予想(2026年6月24日公表、修正なし)は営業収益245,622百万円(前期比+8.8%)、営業利益12,590百万円(+0.9%)、経常利益12,580百万円(+0.1%)、純利益8,660百万円(△3.6%)。中間期の進捗は営業収益48.5%、営業利益45.3%、純利益47.7%(当社試算)
- 配当は中間36円・期末36円の年72円(前期70円)を予想
財政状態
総資産
128,134百万円
純資産
81,154百万円
自己資本比率
63.1%
次期業績予想
| 決算期 | 営業収益 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年2月期 通期予想(修正なし) | 245,622百万円(進捗48.5%)+8.8% | 12,590百万円(進捗45.3%)+0.9% | 12,580百万円(進捗45.7%)+0.1% | 8,660百万円(進捗47.7%)△3.6% |
注目ポイント
中四国を中心に24時間営業の食品スーパーを展開する同社は、上期の営業収益が7%近く伸びた。3店を新規出店したうえ、物価上昇を背景に既存店の売上も堅調だった。
一方、営業利益は小幅に減った。4月に社員の賃金をベースアップしたことで人件費が1割以上増え、新店や改装に伴う減価償却費もかさんだ。
通期では営業利益の横ばいを見込み、上期の進捗は45%程度(当社試算)。低価格志向が強まるなか、プライベートブランドや自動発注などの効率化で、人件費の上昇をどこまで吸収できるかが焦点となる。