決算ノート
3845東証DX事業(ITエンジニア派遣・受託開発、生成AI、絵本・IPコンテンツ)

2027年3月期 第1四半期 決算サマリー

サマリー

ITエンジニア派遣・受託開発を中心とするアイフリークモバイル(単体)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、期初にエンジニアの稼働率が下がり待機人員が増えたことで、売上高が前年同期比12.9%減の4億27百万円、営業利益が同85.7%減の1百万円となった。投資有価証券売却益15百万円を計上し、四半期純利益は同2.0倍の15百万円。今期からコンテンツ事業をDX事業に統合して単一セグメントとした。通期は営業損失11百万円の予想を据え置いた。

売上高

427百万円

△12.9%

営業利益

1百万円

△85.7%

経常利益

0百万円

△89.5%

四半期純利益

15百万円

+101.2%

自己資本比率

70.8%

前期末70.8%

ハイライト

  • 売上高は427百万円(前年同期比△12.9%)。売上総利益は99百万円(前年同期124百万円)に減り、販管費を98百万円(前年同期116百万円)に抑えたが、営業利益は1百万円(△85.7%)、経常利益は0百万円(△89.5%)。投資有価証券売却益15百万円を特別利益に計上し、四半期純利益は15百万円(+101.2%)、1株当たり0.71円
  • ITエンジニア派遣・受託開発では企業のシステム開発・保守需要は堅調だったが、期初の稼働率低下と待機人員の増加が売上と収益性に響いた。配置転換、契約単価の改善、商流の見直しと営業強化を進めている
  • 成長領域と位置づける生成AI分野では、AI関連案件への参画や資格取得支援・社内研修による人材育成を進めた。生成AIと自社の絵本・IPコンテンツを組み合わせた法人向けサービスの提案も行っている
  • 今期から部門間のシナジーと収益性向上を狙い、コンテンツ事業をDX事業に統合して単一セグメントに移行した
  • 財政状態は、総資産1,390百万円(前期末比+22百万円)、純資産988百万円、自己資本比率70.8%(前期末と同じ)。現金及び預金は1,086百万円
  • 通期予想(2026年5月15日公表)は修正なし。売上高1,670百万円(△10.5%)、営業損失11百万円、経常損失13百万円、純利益1百万円(△97.7%)。第1四半期の売上高進捗は25.6%(当社試算)。第2四半期累計の予想は年次管理のため開示していない
  • 配当は無配を予想

財政状態

総資産

1,390百万円

純資産

988百万円

自己資本比率

70.8%

現金及び預金

1,086百万円

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益当期純利益
2027年3月期 通期予想(修正なし)1,670百万円(進捗25.6%)△10.5%△11百万円△13百万円1百万円△97.7%

注目ポイント

ITエンジニアの派遣と受託開発が主力の同社は、期初に稼働していないエンジニアが増えた影響で、第1四半期の売上が1割強減り、営業利益はほぼゼロになった。販管費を減らして黒字は保ったが、最終利益の増加は投資有価証券の売却益によるものだ。

会社は配置転換や契約単価の引き上げ、取引の流れの見直しで立て直しを図っている。成長分野に掲げる生成AIでは人材育成を進め、自社の絵本などのコンテンツとAIを組み合わせた法人向けサービスも提案している。

通期は減収で小幅な営業赤字を見込んでおり、予想は据え置いた。待機人員をどれだけ早く稼働につなげられるかが、業績を左右する。

出典:株式会社アイフリークモバイル「2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」(2026年8月14日開示)

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