決算ノート
4380東証グロース業務用食材オンライン卸売市場(eマーケットプレイス)

2027年1月期 中間期 決算サマリー

サマリー

業務用食材のオンライン卸売市場「Mマート」「Bnet」を運営するMマートの2027年1月期中間期は、買い手会員数 24.5万社(前期末比+5,605社)への拡大と総流通高の伸長(前年同期比+12.4%)により売上高は同11.7%増の7億52百万円。 営業利益率49.3%(同+4.1pt)と高い収益性を維持しながら営業利益は同21.8%増、中間純利益は同28.9%増となった。 2026年8月には株式1株を2株にする株式分割も実施している。

売上高

752百万円

+11.7%

営業利益

370百万円

+21.8%

経常利益

373百万円

+22.5%

中間純利益

252百万円

+28.9%

ハイライト

  • 買い手会員数は24万5,044社(前期末比+5,605社、+2.3%)に拡大、月間約1千社増のペースを維持
  • 運営サイトの総流通高は前年同期比+12.4%の73億96百万円、主力の「Mマート」市場の伸びが牽引
  • 営業利益率49.3%(前年同期比+4.1pt)、経常利益率49.7%、中間純利益率33.5%といずれも高水準を維持・上昇
  • AIを活用した営業・販売支援(サイト課題の抽出、自動申込獲得)や管理業務の効率化を推進し、少人数によるバックオフィス運用を実現
  • 2026年8月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を実施、投資単位当たり金額の引き下げにより投資家層の拡大を図る
  • 大手商社等からの問合せが増加しており、食品業界全体でオンライン取引・ビジネスへの参画を検討する動きが加速

財政状態

総資産

3,346百万円

純資産

2,264百万円

自己資本比率

67.7%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益当期純利益
2027年1月期 通期予想(修正なし)1,473百万円+8.4%689百万円+9.0%691百万円+8.9%456百万円+7.8%

注目ポイント

飲食店の倒産が過去最多を更新するなど業界を取り巻く経営環境が厳しさを増す一方、それがかえって業務用食材の仕入コスト抑制・仕入先多様化のニーズを高め、同社が運営するオンライン卸売市場の利用ニーズを底堅く支えている構図がうかがえる。営業利益率が49%を超える高い収益性を維持したまま増収増益が続いている点、AIを活用して少人数の体制で営業・管理業務を回している点は、ストック型のプラットフォームビジネスとしての強みがよく表れている。2026年8月の株式分割は投資家層拡大が目的であり事業実態への影響はないが、大手商社等からの問合せ増加という記述は、今後の会員基盤拡大(特に大口の買い手企業の参入)につながるかどうか注視したい。

出典:株式会社Mマート「2027年1月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)」(2026年9月14日開示)

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