決算ノート
4465東証業務用洗剤・感染対策製品・固形燃料(ケミカル事業)、健康食品(ヘルスケア事業)

2027年5月期 第1四半期 決算サマリー

サマリー

外食チェーンなど向けの業務用洗剤や固形燃料を手がけるニイタカ(連結)の2027年5月期第1四半期(2026年6〜8月)は、大手外食チェーンへのクロスセルや食中毒対策製品の拡販で、売上高が前年同期比5.5%増の63億34百万円となった。ケミカル事業は価格改定などで原材料費の上昇を吸収して22.7%増益だった一方、健康食品のヘルスケア事業は米国の大幅減収で9割減益となり、営業利益は同0.5%増の5億85百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同0.8%減の4億15百万円。通期予想(営業利益18億円、△15.0%)は据え置いた。

売上高

6,334百万円

+5.5%

営業利益

585百万円

+0.5%

経常利益

608百万円

△1.2%

親会社株主に帰属する四半期純利益

415百万円

△0.8%

ケミカル事業 営業利益

574百万円

+22.7%

自己資本比率

70.0%

前期末68.2%

ハイライト

  • 売上高は6,334百万円(前年同期比+5.5%)、売上総利益率は36.5%(前年同期37.7%、当社試算)、営業利益は585百万円(+0.5%)、営業利益率9.2%(前年同期9.7%)。為替差損などで経常利益は608百万円(△1.2%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は415百万円(△0.8%)、1株当たり71.00円
  • ケミカル事業(洗剤、感染対策製品、固形燃料など)は、大手外食チェーンへのクロスセルと食中毒対策の高付加価値製品の拡販で売上高6,156百万円(+9.1%)。人件費や原材料費、物流費の上昇を製品数量の増加と価格改定で吸収し、営業利益は574百万円(+22.7%)
  • ヘルスケア事業(健康食品など)は、米国の大幅減収に加え国内も低調で、売上高177百万円(△51.2%)、営業利益10百万円(△90.8%)
  • 財政状態は、総資産23,181百万円(前期末比△659百万円)、純資産16,219百万円、自己資本比率70.0%(前期末68.2%)。現金及び預金が960百万円、未払法人税等が567百万円減り、製品と原材料の在庫が増えた
  • 通期予想(2026年7月13日公表、修正なし)は売上高27,500百万円(前期比+11.7%)、営業利益1,800百万円(△15.0%)、経常利益1,850百万円(△16.6%)、純利益1,285百万円(△32.4%)。第1四半期の進捗は売上高23.0%、営業利益32.5%、純利益32.3%(当社試算)
  • 配当は中間42円・期末42円の年84円(前期77円)を予想

財政状態

総資産

23,181百万円

純資産

16,219百万円

自己資本比率

70.0%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2027年5月期 通期予想(修正なし)27,500百万円(進捗23.0%)+11.7%1,800百万円(進捗32.5%)△15.0%1,850百万円(進捗32.9%)△16.6%1,285百万円(進捗32.3%)△32.4%

注目ポイント

飲食店や給食施設向けの業務用洗剤や固形燃料をつくる同社は、6〜8月期の売上高が5%余り伸びた。大手外食チェーンへの取引品目の拡大や、食中毒対策製品の販売が伸びた。主力のケミカル事業は、原材料費や人件費の上昇を値上げと販売数量の増加で吸収し、2割を超える増益となった。

一方、健康食品のヘルスケア事業は米国での販売が大きく落ち込み、利益がほぼなくなった。全体の営業利益は前年並みにとどまった。

通期では増収ながら営業利益の15%減を見込む計画で、第1四半期の進捗は3割強と計画を上回るペースだ(当社試算)。原材料価格の動向と、ヘルスケア事業の立て直しが今後の焦点となる。

出典:株式会社ニイタカ「2027年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年9月25日開示)

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