決算ノート
5027東証ブランド企業向けソーシャルコマース・マーケティング支援、EC・D2C支援、クリエイター支援(アジア・中東の15か国・地域)

2026年12月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー

サマリー

アジアを中心にブランド企業のSNSマーケティングやEC支援を手がけるAnyMind Group(連結・IFRS)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、M&Aによる増収効果と東南アジアでのEC支援の好調で、売上収益が前年同期比47.8%増の382億9百万円、営業利益が同41.6%増の10億55百万円となった。親会社の所有者に帰属する中間利益は同3.1倍の4億95百万円。2026年1〜2月にサン・スマイル、Bcode、MISMの3社を連結し、のれんが44億71百万円増えた。通期予想(営業利益30億60百万円)は据え置き、中間期の営業利益の進捗は34.5%。

売上収益

38,209百万円

+47.8%

売上総利益

14,594百万円

+45.9%

営業利益

1,055百万円

+41.6%

親会社の所有者に帰属する中間利益

495百万円

+211.2%

調整後EBITDA

2,347百万円

+38.4%

親会社所有者帰属持分比率

34.2%

前期末37.4%

ハイライト

  • 売上収益は38,209百万円(前年同期比+47.8%)、売上総利益は14,594百万円(+45.9%)、営業利益は1,055百万円(+41.6%)、税引前利益は735百万円(+140.3%)、親会社の所有者に帰属する中間利益は495百万円(+211.2%)、基本的1株当たり8.27円。会社が重視する調整後EBITDAは2,347百万円(+38.4%)
  • D2C/ECプラットフォームは、2026年1月に連結したサン・スマイル(化粧品・美容雑貨のブランド流通)の貢献と東南アジアでのEC支援の伸びで、売上収益16,002百万円(+176.5%)。会社はM&Aの影響を除いたオーガニック成長でも高い成長率を維持しているとしている
  • マーケティングプラットフォームは、営業体制の再強化とクロスボーダー案件の増加で売上収益14,138百万円(+19.4%)。クリエイター支援のパートナーグロースプラットフォームは8,004百万円(△1.3%)で、会社は第1四半期の市場環境変化の影響が一巡し、第2四半期はタレントマネジメントが好調で成長基調に戻ったとしている
  • 地域別の売上収益比率は日本・韓国48%(前年同期40%)、東南アジア44%(同50%)、インド・中華圏などその他8%(同10%)。会社は、AI活用による業務効率化でM&Aの影響を除いた人員数はおおむね横ばいとしている
  • 財政状態は、資産合計51,629百万円(前期末比+6,486百万円)、資本合計17,841百万円、親会社所有者帰属持分比率34.2%(前期末37.4%)。3社の買収でのれんが4,471百万円増え8,306百万円に、借入金は3,173百万円増え6,915百万円となった。営業CFは658百万円の収入、現金及び現金同等物は8,317百万円
  • 通期予想(2026年2月13日公表)は修正なし。売上収益79,110百万円(前期比+38.1%)、営業利益3,060百万円(+70.1%)、親会社の所有者に帰属する当期利益1,630百万円(+75.8%)。中間期の進捗は売上収益48.3%、営業利益34.5%、当期利益30.4%(当社試算)
  • 配当は期末2円(前期も年2円)を予想

財政状態

資産合計

51,629百万円

資本合計

17,841百万円

親会社所有者帰属持分比率

34.2%

現金及び現金同等物

8,317百万円

次期業績予想

決算期売上収益売上総利益営業利益親会社の所有者に帰属する当期利益
2026年12月期 通期予想(修正なし)79,110百万円(進捗48.3%)+38.1%30,350百万円(進捗48.1%)+38.4%3,060百万円(進捗34.5%)+70.1%1,630百万円(進捗30.4%)+75.8%

注目ポイント

アジアを中心にブランド企業のSNS活用やネット通販を支援する同社は、上期の売上収益が5割近く伸びた。年初に買収した化粧品流通のサン・スマイルなど3社が加わったほか、東南アジアでのEC支援やライブコマースも好調だった。

買収で事業の幅は広がった一方、のれんは約83億円、借入金は約69億円に膨らみ、自己資本の比率は3ポイント下がった。会社はAIの活用で人員をほぼ増やさずに成長できているとしている。

通期予想に対する営業利益の進捗は3割台半ば(当社試算)。予想達成には下期に上期の2倍近い営業利益が必要な計算で、買収した3社の利益貢献とクリエイター支援事業の回復が注目点となる。

出典:AnyMind Group株式会社「2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)」(2026年8月14日開示)

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