決算ノート
5619東証ヘルステック(人間ドック・健診予約サイト「MRSO.jp」)

2026年12月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー

サマリー

人間ドック・健診予約サイト「MRSO.jp」を運営するマーソ(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、企業や健康保険組合経由の法人予約の拡大などで売上高が前年同期比10.2%増の5億80百万円となった。営業損失は26百万円(前年同期は42百万円の損失)、親会社株主に帰属する中間純損失は16百万円(同29百万円の損失)と赤字幅が縮小した。通期は営業損失76百万円の予想を据え置いた。

売上高

580百万円

+10.2%

営業利益赤字

△26百万円

前年同期は42百万円の損失

経常利益赤字

△25百万円

前年同期は41百万円の損失

親会社株主に帰属する中間純利益赤字

△16百万円

前年同期は29百万円の損失

予約売上

331百万円

+11.1%

自己資本比率

89.0%

前期末92.1%

ハイライト

  • 売上高は580百万円(前年同期比+10.2%)。売上総利益は448百万円で売上総利益率は77.2%(前年同期76.7%、当社試算)。販管費が474百万円(+6.3%、当社試算)に増え、営業損失は26百万円(前年同期は42百万円の損失)。経常損失は25百万円、親会社株主に帰属する中間純損失は16百万円(1株当たり△4.75円)
  • サービス別の売上高は、予約売上が331百万円(+11.1%)。企業や健康保険組合が従業員・家族向けに実施する健診の法人予約が拡大し、個人予約も順調だった。医療施設向けの広告売上は161百万円(+7.6%)、医療施設・自治体・法人向けにWeb予約システムを提供するDX売上は88百万円(+13.1%)。新型コロナワクチン接種の予約システムは、自治体の接種体制の終了でサービスを実質的に終えた
  • 財政状態は、総資産2,172百万円(前期末比+56百万円)、純資産1,933百万円、自己資本比率89.0%(前期末92.1%)。現金及び預金は1,675百万円と総資産の大半を占める。敷金・保証金の差し入れ67百万円などで投資その他の資産が増えた
  • 営業CFは95百万円の収入(前年同期65百万円の収入)、投資CFは97百万円の支出(有形固定資産の取得30百万円、敷金・保証金の差し入れ67百万円)
  • 通期予想(2026年2月13日公表)は修正なし。売上高1,262百万円(+17.1%)、営業損失76百万円、経常損失75百万円、純損失76百万円。中間期の売上高進捗は46.0%(当社試算)で、予想達成には下期に682百万円(上期比+17.6%)の売上高が必要(当社試算)
  • 配当は無配を予想。ヘルステック事業の単一セグメント

財政状態

総資産

2,172百万円

純資産

1,933百万円

自己資本比率

89.0%

現金及び預金

1,675百万円

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2026年12月期 通期予想(修正なし)1,262百万円(進捗46.0%)+17.1%△76百万円△75百万円△76百万円

注目ポイント

人間ドックや健診の予約サイトを運営する同社は、中間期に売上を1割伸ばし、赤字幅を縮めた。主力の予約売上では、企業や健康保険組合を通じた法人予約が拡大した。医療施設向けの広告や、自治体などへの予約システム提供も伸びている。

売上総利益率は77%と高い水準にある。販管費の伸びを売上の伸びより低く抑えたことで、営業赤字は前年同期から16百万円縮小した。

通期は売上高17%増のなかで営業赤字76百万円を見込んでおり、予想どおりなら下期の営業赤字は約50百万円と、上期より膨らむ計算になる(当社試算)。現預金は16億円強あり、自己資本比率は89%と高い。成長のための投資と黒字化の時期のバランスが今後の焦点となる。

出典:マーソ株式会社「2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年8月14日開示)

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