6049東証グロース教育系ポータルサイト運営(「塾ナビ」「みんなの学校情報」など)
2026年10月期 第3四半期 決算サマリー
サマリー
学習塾検索サイト「塾ナビ」などを運営するイトクロ(単体)の2026年10月期第3四半期累計(2025年11月〜2026年7月)は、売上高が前年同期比13.1%減の26億33百万円となったが、販管費の削減で営業利益は同20.4%増の4億71百万円、四半期純利益は同43.2%増の3億56百万円となった。会社は計画どおりの進捗としている。営業利益・経常利益・純利益はいずれも第3四半期までで通期予想(営業利益4億円)を上回ったが、予想は据え置いた。
売上高
2,633百万円
△13.1%営業利益
471百万円
+20.4%経常利益
562百万円
+21.6%四半期純利益
356百万円
+43.2%自己資本比率
92.2%
前期末91.9%ハイライト
- 売上高は2,633百万円(前年同期比△13.1%)。販管費を1,866百万円(前年同期2,338百万円)に減らし、営業利益は471百万円(+20.4%)。有価証券利息68百万円などで経常利益は562百万円(+21.6%)、四半期純利益は356百万円(+43.2%)、1株当たり17.59円
- 会社は、学習塾ポータルサイト領域で広告単価の高騰が続くなか、売上高と各利益が計画どおり進んだとしている。教育業界では、チラシやイベントの広告予算がWebへ移る流れが続いている。インターネット・メディア事業の単一セグメント
- 財政状態は、総資産10,240百万円(前期末比+363百万円)、純資産9,616百万円、自己資本比率92.2%(前期末91.9%)。売掛金が167百万円、投資有価証券が129百万円、現金及び預金が59百万円増えた。現金及び預金は7,324百万円
- 通期予想(2025年12月12日公表)は修正なし。売上高3,000〜3,400百万円(前期比△18.2%〜△7.3%)、営業利益400百万円(+53.5%)、経常利益480百万円(+32.3%)、純利益310百万円(+82.7%)。第3四半期までの進捗は売上高77.4〜87.8%、営業利益117.8%、経常利益117.1%、純利益114.8%(当社試算)
- 【要確認】第3四半期累計の各利益はすでに通期予想を上回っており、予想どおりなら第4四半期(2026年8〜10月)は営業損益で約71百万円、純損益で約46百万円の損失となる計算(当社試算)。会社は計画どおりの進捗としているが、予想を据え置いた理由や第4四半期の見通しについて短信に説明はない
- 配当は無配を予想
財政状態
総資産
10,240百万円
純資産
9,616百万円
自己資本比率
92.2%
現金及び預金
7,324百万円
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年10月期 通期予想(修正なし) | 3,000〜3,400百万円△18.2%〜△7.3% | 400百万円(進捗117.8%)+53.5% | 480百万円(進捗117.1%)+32.3% | 310百万円(進捗114.8%)+82.7% |
注目ポイント
学習塾の検索・比較サイト「塾ナビ」を柱とする同社は、第3四半期までの売上が1割強減ったものの、販管費を2割削って営業利益を2割増やした。
営業利益はすでに通期予想の4億円を上回っている(当社試算)。それでも会社は予想を据え置いており、予想どおりなら8〜10月の3か月は赤字になる計算だ。会社は計画どおりの進捗としているが、据え置きの理由は短信に書かれていない。
自己資本比率は9割を超え、70億円余りの現預金を持つ。第4四半期に費用を投じる計画があるのか、予想が保守的なのか、通期決算での着地が注目される。