6309東証プライム機械・化学品商社
2026年10月期 第3四半期 決算サマリー
サマリー
巴工業の2026年10月期第3四半期は、化学工業製品販売事業が堅調で売上高は前年同期比0.9%増の468億5百万円。 機械製造販売事業の減収や人件費増を主因に営業利益・経常利益はわずかに減益となったが、 星際塑料(深セン)の清算完了に伴う為替換算調整勘定取崩益や政策保有株式の売却益により、 四半期純利益は35億24百万円(同5.0%増)となった。通期は売上高・利益共に過去最高更新を見込む。
売上高
46,805百万円
+0.9%営業利益
4,713百万円
△1.9%経常利益
4,841百万円
△0.3%四半期純利益
3,524百万円
+5.0%ハイライト
- 化学工業製品販売事業は工業材料関連(建材・耐火物向け)が伸長し前年同期比+1.8%
- 機械製造販売事業は国内民需向け装置・工事や海外向け機械の販売が低調で前年同期比△1.8%
- 中国の合成樹脂加工子会社・星際塑料(深セン)の清算完了に伴う為替換算調整勘定取崩益と政策保有株式売却益で純利益を押し上げ
- 2025年5月付で普通株式1株につき3株の株式分割を実施済み。通期は売上高・営業利益共に過去最高を更新する見通し
財政状態
総資産
568億17百万円
自己資本比率
76.7%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年10月期 通期予想 | 62,900百万円+6.0% | 5,900百万円+10.2% | 6,000百万円+11.1% | 4,400百万円+14.2% |
注目ポイント
営業利益は前年同期比で減益だが、経常利益・純利益はほぼ横ばい〜増益となっており、本業の収益性そのものはやや軟化している点に留意したい。中国子会社の清算完了に伴う特別要因(為替換算調整勘定取崩益)が純利益を押し上げているため、次期以降はこの一時的な押し上げ効果がなくなる点も踏まえて業績を見る必要がある。