7227名証自動車部品(プレス・溶接部品、金型)、制御システム、ロボットシステム、モータースポーツ
2026年11月期 第3四半期 決算サマリー
サマリー
自動車部品を主力とするアスカ(連結)の2026年11月期第3四半期累計(2025年12月〜2026年8月)は、海外で三菱系の新型車種の立ち上がりに伴う部品・金型売上が増え、売上高が前年同期比2.3%増の350億61百万円、営業利益が同20.4%増の17億57百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同31.5%増の13億73百万円となった。通期予想(営業利益22億円)は据え置いたが、第3四半期までの経常利益は通期予想の88.4%、純利益は88.6%に達している。
売上高
35,061百万円
+2.3%営業利益
1,757百万円
+20.4%経常利益
1,945百万円
+27.8%親会社株主に帰属する四半期純利益
1,373百万円
+31.5%売上総利益率
11.0%
前年同期9.7%(当社試算)自己資本比率
37.5%
前期末36.0%ハイライト
- 売上高は35,061百万円(前年同期比+2.3%)、売上総利益率は11.0%(前年同期9.7%、当社試算)、営業利益は1,757百万円(+20.4%)。受取利息・配当金や貸倒引当金戻入額80百万円などで経常利益は1,945百万円(+27.8%)。抱合せ株式消滅差損138百万円を特別損失に計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,373百万円(+31.5%)、1株当たり240.62円
- 自動車部品事業は、海外で三菱系の新型車種の立ち上がりに伴う部品売上と金型売上が増え、売上高27,654百万円(+3.2%)、営業利益1,168百万円(+25.8%)
- 制御システム事業は主要得意先の受注残高が減り、売上高2,156百万円(△15.6%)、営業損失42百万円(前年同期は87百万円の利益)。ロボットシステム事業は国内の受注がなかった一方、海外で自動車関連の自動化設備が堅調で、売上高3,995百万円(+2.0%)、営業利益428百万円(+26.2%)
- モータースポーツ事業はイベント売上の増加で売上高1,214百万円(+21.3%)、営業利益107百万円(+265.3%)。賃貸及び太陽光事業は売上高434百万円(+6.8%)、営業利益94百万円(+30.3%)
- 財政状態は、総資産43,797百万円(前期末比+3,411百万円)、純資産16,427百万円、自己資本比率37.5%(前期末36.0%)。有形固定資産が増え、短期借入金も増えた
- 通期予想(2026年1月13日公表)は修正なし。売上高47,000百万円(前期比+1.4%)、営業利益2,200百万円(+3.3%)、経常利益2,200百万円(+1.5%)、純利益1,550百万円(+1.9%)。第3四半期までの進捗は売上高74.6%、営業利益79.9%、経常利益88.4%、純利益88.6%(当社試算)
- 配当は中間27円・期末27円の年54円(前期も年54円)を予想
財政状態
総資産
43,797百万円
純資産
16,427百万円
自己資本比率
37.5%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年11月期 通期予想(修正なし) | 47,000百万円(進捗74.6%)+1.4% | 2,200百万円(進捗79.9%)+3.3% | 2,200百万円(進捗88.4%)+1.5% | 1,550百万円(進捗88.6%)+1.9% |
注目ポイント
自動車部品を主力とする同社は、第3四半期までの営業利益が2割増え、純利益は3割増えた。海外で三菱系の新型車の生産が立ち上がり、部品と金型の売上が伸びた。ロボットやモータースポーツ関連も利益を伸ばした一方、制御システムは受注残の減少で赤字となった。
通期予想は据え置かれたが、経常利益と純利益はすでに通期予想の9割近くに達している(当社試算)。予想どおりなら、9〜11月の第4四半期は経常利益が2億5千万円余りにとどまる計算だ。前期の実績から逆算した前年同期の第4四半期(約6億4千万円)を大きく下回る(当社試算)。
第4四半期も新型車向けの需要が続くか、そして会社が予想を見直すかどうかが注目点となる。