7614東証スタンダード食肉小売・外食(ステーキ・焼肉)
2027年1月期 中間期 決算サマリー
サマリー
食肉小売店と外食店舗を展開するオーエムツーネットワークの2027年1月期中間期は、食肉小売が横ばいで推移する一方、 外食業がインバウンドや大型パーティー需要で伸び、売上高は前年同期比1.7%増の175億90百万円。営業利益は同23.0%増、 経常利益は同22.6%増、親会社株主に帰属する中間純利益は同30.7%増と増益となった。通期予想と年間配当36円は据え置き。
売上高
17,590百万円
+1.7%営業利益
667百万円
+23.0%経常利益
799百万円
+22.6%親会社株主に帰属する中間純利益
528百万円
+30.7%ハイライト
- 食肉等の小売業は売上高12,171百万円(前年同期比+0.4%)、セグメント利益530百万円(同+5.9%)。開店2店・閉店5店で店舗数は147店(食肉小売138店、惣菜小売9店)に減少。既存店の活性化を狙ったイベント型提案販売や、相場高騰を踏まえた提案型商品の導入を進めた
- 外食業は売上高5,419百万円(同+4.8%)、セグメント利益325百万円(同+36.1%)。インバウンドと大型パーティー需要に加え、前年同期は損益の取込期間が短かった(株)雄和の通期寄与も押し上げ。店舗数は47店(開閉店なし)
- 営業外収益に持分法による投資利益98百万円(前年同期62百万円)を計上し、経常利益は営業利益を132百万円上回る
- 特別損失は11百万円(前年同期44百万円)に減少。前年同期は店舗の減損損失31百万円があったが、当期は0.15百万円にとどまる
- 自己資本比率は78.1%(前期末77.4%)。現預金8,592百万円に加え有価証券2,900百万円(300百万円を新規取得)を保有。営業CFは1,031百万円の収入、配当金239百万円を支払い
- 通期予想は修正なし(売上高35,500百万円、営業利益1,450百万円)。中間期時点の進捗は営業利益46.0%、経常利益48.4%、純利益52.8%。年間配当予想は前期と同じ36円
- 子会社の決算期が親会社と異なり、(株)マルチョウ神戸屋は2025年11月〜2026年4月、オオタ総合食品(株)は2025年12月〜2026年5月、外食3社は2025年12月または2026年1月から2026年5月または6月までの期間が取り込まれている点に留意
財政状態
総資産
23,511百万円
純資産
18,351百万円
自己資本比率
78.1%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年1月期 通期予想(修正なし) | 35,500百万円+0.4% | 1,450百万円+11.9% | 1,650百万円+4.5% | 1,000百万円+5.9% |
注目ポイント
売上高は1.7%増にとどまる中で営業利益が23%増となった背景は、外食業の利益率改善(セグメント利益+36.1%)が大きい。食肉小売は原材料・包材・物流費の高騰と消費者の節約志向のなかで売上をほぼ横ばいで維持し、利益もわずかに伸ばしたが、店舗数は開店2店に対し閉店5店と縮小傾向にある。
経常利益や純利益の伸びには、持分法投資利益の増加(約37百万円増)と前年にあった減損損失の反動が寄与しており、本業の営業利益の伸び(約125百万円増)だけで説明できる部分は一部である点は押さえておきたい。財務は自己資本比率78%、現預金と有価証券で約115億円と非常に厚く、通期予想の据え置きと合わせ、下期の外食需要の持続と原材料コストの動向が焦点となる。