8227東証衣料品チェーン(しまむら・アベイル・バースデイ・シャンブル・ディバロ、台湾の思夢樂)
増収増益
2027年2月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー
サマリー
衣料品チェーンのしまむら(連結)の2027年2月期中間期(2026年2月21日〜8月20日)は、売上高が前年同期比4.0%増の3,572億60百万円、営業利益は同5.3%増の331億29百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同5.6%増の241億91百万円となった。梅雨や台風で夏物需要が鈍った時期もあったが、自社開発ブランドやキャラクター商品が好調で、主力のしまむら事業は3.1%増収、アベイル事業は7.5%増収。通期予想と配当予想は据え置いた。
売上高
357,260百万円
+4.0%営業利益
33,129百万円
+5.3%経常利益
34,948百万円
+7.3%親会社株主に帰属する中間純利益
24,191百万円
+5.6%しまむら事業 売上高
262,976百万円
+3.1%アベイル事業 売上高
37,493百万円
+7.5%自己資本比率
87.5%
前期末88.1%ハイライト
- 売上高は357,260百万円(前年同期比+4.0%)、営業利益は33,129百万円(+5.3%)、経常利益は34,948百万円(+7.3%)、親会社株主に帰属する中間純利益は24,191百万円(+5.6%)
- しまむら事業は売上高262,976百万円(+3.1%)、店舗数1,423。「FIBER DRY」「CLOSSHI PREMIUM」などの自社開発ブランドや、アイドルグループとの限定企画などキャラクター商品が好調だった。オンラインストアの店舗受け取りも伸びた
- アベイル事業は売上高37,493百万円(+7.5%)、店舗数323。バースデイ事業は40,883百万円(+1.8%)、店舗数343。シャンブル事業は9,896百万円(+19.5%)、店舗数125。ディバロ事業は556百万円(+3.2%)
- 台湾の思夢樂は売上高10億94百万NT$(5,452百万円、+17.2%)、店舗数45。国内の業績は売上高351,807百万円(+3.8%)、営業利益32,683百万円(+4.6%)
- 6月から7月中旬の梅雨空と相次ぐ台風の接近で夏物需要が鈍った一方、梅雨明け後は全国的な猛暑となった。会社は気温に左右されにくい売上作りを進めたとしている
- 総資産は576,922百万円(前期末比+22,255百万円)。土地が16,835百万円増えた。店舗の原状回復費用の見積りを変更し、資産除去債務に2,069百万円を加算した
- 現金及び預金は32,743百万円(前期末89,185百万円)に減り、有価証券は198,477百万円(前期末153,183百万円)に増えた。自己資本比率は87.5%
- 通期予想は3月30日公表の数値から変更なし。配当予想は年80円(中間40円・期末40円)。2026年2月21日付の1株を3株とする株式分割を考慮すると、前期の年215円は約71.7円に相当する(当社試算)
財政状態
総資産
576,922百万円
純資産
504,740百万円
自己資本比率
87.5%
現金及び現金同等物
42,743百万円
営業キャッシュ・フロー
27,194百万円
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年2月期 通期予想(変更なし) | 729,193百万円(進捗49.0%)+4.2% | 66,842百万円(進捗49.6%)+8.7% | 68,825百万円+8.1% | 47,321百万円+6.4% |
注目ポイント
天候に恵まれない時期があったなかで、全業態が増収を確保した。自社開発ブランドの機能性衣料や、アイドル・企業とのコラボ商品が来店のきっかけになり、若年層向けのアベイルや雑貨のシャンブルが伸びをけん引した。
営業利益の増加率(5.3%)は売上高(4.0%)をやや上回ったが、通期予想の営業利益の伸び(8.7%)には届いていない。中間期時点の進捗率は売上高・営業利益ともに約49%で(当社試算)、下期に上期並みの伸びを続けることが前提になる。
手元資金を有価証券に振り替えつつ、土地の取得など店舗投資も進めている。秋冬物の立ち上がりと、猛暑の長引きが秋物需要に与える影響が下期の注目点だ。