決算ノート
8399東証・福証地方銀行(沖縄県)

2027年3月期 第1四半期 決算サマリー

サマリー

沖縄県を地盤とする琉球銀行(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、貸出金利息と有価証券利息配当金の増加で経常収益が前年同期比16.6%増の226億97百万円となり、預金利息や人件費・営業経費の増加を吸収して、経常利益が同24.9%増の43億65百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同15.9%増の29億81百万円となった。個人預金を中心に預金等が増えた。第2四半期累計予想に対する経常利益の進捗は69.3%。予想は据え置いた。

経常収益

22,697百万円

+16.6%

経常利益

4,365百万円

+24.9%

親会社株主に帰属する四半期純利益

2,981百万円

+15.9%

貸出金利息

9,386百万円

+17.4%(当社試算)

預金利息

2,115百万円

+81.4%(当社試算)

預金等(譲渡性預金を含む)

2兆9,458億円

前期末比+439億円

ハイライト

  • 経常収益は22,697百万円(前年同期比+16.6%)。資金運用収益が11,513百万円に増え、うち貸出金利息は9,386百万円(+17.4%、当社試算)、有価証券利息配当金は1,631百万円(+62.8%、当社試算)。役務取引等収益も3,871百万円(+16.4%、当社試算)に増えた
  • 経常費用は18,332百万円(+2,358百万円)。預金利息が2,115百万円(+81.4%、当社試算)に増え、人件費などの営業経費も8,148百万円(+9.2%、当社試算)に増えた。経常利益は4,365百万円(+24.9%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,981百万円(+15.9%)、1株当たり72.71円
  • 預金等(譲渡性預金を含む)は個人預金を中心に2兆9,458億円(前期末比+439億円)。貸出金は2兆785億円(△11億円)。有価証券は国債の償還・売却などで6,551億円(△539億円)に減り、現金預け金が2,641億円(+1,025億円)に増えた
  • 総資産は3兆1,513億円(前期末比+430億円)、純資産は1,466億円(+10億円)、自己資本比率(期末純資産ベース、規制上の比率ではない)は4.7%。その他有価証券評価差額金は△86億円(前期末△92億円)と評価損の状態が続く
  • 業績予想(2026年5月12日公表)は修正なし。第2四半期累計は経常利益6,300百万円(△15.0%)、純利益4,300百万円(△18.6%)、通期は経常利益14,900百万円(+14.1%)、純利益10,000百万円(+10.1%)、1株当たり243.87円。第1四半期の進捗は、第2四半期累計予想に対し経常利益・純利益とも69.3%、通期に対し経常利益29.3%、純利益29.8%(当社試算)
  • 配当は中間49円・期末49円の年98円を予想(前期は年88円)

財政状態

総資産

3,151,302百万円

純資産

146,607百万円

自己資本比率(期末純資産ベース)

4.7%

貸出金

2,078,554百万円

次期業績予想

決算期経常利益親会社株主に帰属する四半期純利益親会社株主に帰属する当期純利益
2027年3月期 第2四半期累計予想(修正なし)6,300百万円(進捗69.3%)△15.0%4,300百万円(進捗69.3%)△18.6%—
2027年3月期 通期予想(修正なし)14,900百万円(進捗29.3%)+14.1%—10,000百万円(進捗29.8%)+10.1%

注目ポイント

貸出金や有価証券からの利息収入の増加が増益をけん引した。貸出金利息は17%、有価証券の利息配当金は6割増え、預金利息が8割増えたのを上回った。人件費など経費の増加もこなして、経常利益は25%伸びた。

預金は個人を中心に増えた一方、貸出金はほぼ横ばいだった。有価証券は国債の償還や売却で減らしており、現金預け金が1,000億円強増えた。その他有価証券評価差額金はやや改善したものの、なお△86億円のマイナスとなっている。

会社は第2四半期累計で経常利益が前年同期比15%減る予想を据え置いたが、第1四半期で既に7割近くに達している。通期では増益を見込み、年間配当は98円と前期から10円増やす計画だ。

出典:株式会社琉球銀行「2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年8月14日開示)

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