9976東証スタンダード群馬県を中心とする北関東のホームセンター
2027年2月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー
サマリー
群馬県を地盤にホームセンターを展開するセキチュー(非連結)の2027年2月期中間期(2026年2月21日〜8月20日)は、夏の天候不順で家電やインテリア、食料品が苦戦し、営業収益が前年同期比1.7%減の158億14百万円となった。一方で、利益率の高いDIY用品が好調だったことと、テナント誘致による賃貸収入の増加で、営業利益は同21.7%増の6億37百万円、中間純利益は同22.3%増の4億1百万円と増益を確保した。中間期の実績が期初予想を上回ったとして、同日に通期予想を修正した。
営業収益
15,814百万円
-1.7%営業利益
637百万円
+21.7%経常利益
624百万円
+17.8%中間純利益
401百万円
+22.3%DIY用品 売上高
8,283百万円
+1.4%自己資本比率
51.4%
前期末50.6%ハイライト
- 営業収益は15,814百万円(前年同期比-1.7%)、営業利益は637百万円(+21.7%)、経常利益は624百万円(+17.8%)、中間純利益は401百万円(+22.3%)。売上高は15,375百万円(-1.9%)
- DIY用品は8,283百万円(+1.4%)で、春の天候も追い風に農業資材・金物・塗料が好調だった。家庭用品は4,267百万円(-0.2%)で、ドラッグ売場の拡大で日用品が伸びた一方、夏の天候不順で家電・インテリアが苦戦した
- カー・自転車・レジャー用品は2,312百万円(-10.2%)で、食料品が苦戦した。その他は511百万円(-22.1%)で、法人向け請負工事が減った
- 利益面では、比較的利益率の高いDIY関連の商品が好調だったことと、テナント誘致による賃貸収入の増加で増益となった
- 財政状態は、総資産23,617百万円、純資産12,138百万円、自己資本比率51.4%(前期末50.6%)。短期借入金が400百万円増え、長期借入金は350百万円減った。営業キャッシュ・フローは244百万円の収入(前年同期は663百万円の収入)
- 【修正】通期予想を修正し、営業収益30,000百万円(前期比-5.9%)、営業利益600百万円(-3.1%)、経常利益600百万円(-5.9%)、当期純利益350百万円(-12.5%)とした。会社は、中間期の実績が期初予想を上回ったことと足元の動向を理由に挙げている(修正前の数値は今回の資料に記載なし)
- 【要確認】修正後の通期営業利益600百万円は中間期の実績637百万円を下回り、下期は37百万円の営業損失を見込む計算になる(当社試算)。下期を慎重にみる理由は短信に記載がなく、同日公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」で確認が必要
- 配当は年30円(期末一括)を予想。前期の年30円は特別配当10円を含んでおり、普通配当ベースでは10円の増配となる
財政状態
総資産
23,617百万円
純資産
12,138百万円
自己資本比率
51.4%
現金及び現金同等物
764百万円
次期業績予想
| 決算期 | 営業収益 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年2月期 通期予想(9月29日修正) | 30,000百万円(進捗52.7%)-5.9% | 600百万円-3.1% | 600百万円-5.9% | 350百万円-12.5% |
注目ポイント
減収ながら2割を超える増益となった。売上の半分以上を占めるDIY用品が農業資材や金物を中心に堅調で、利益率の高い商品が伸びたことに加え、空き区画へのテナント誘致で賃貸収入が増えた。売上を追うよりも、売場の収益性を高める取り組みが数字に表れた形だ。
一方で、同日に修正した通期予想は、営業利益が中間期の実績を下回る水準にとどまった。下期は営業赤字を見込む計算になり(当社試算)、会社が下期の物価上昇や競争環境を慎重にみていることがうかがえる。修正の前後の数値や下期の前提は別資料で確認したい。
配当は普通配当ベースで年30円への増配を予定しており、株主還元の姿勢は維持している。