決算ノート
3160東証業務用食品卸(外商事業)、業務用食品スーパー「アミカ」(アミカ事業)、水産品卸

2027年5月期 第1四半期 決算サマリー

サマリー

外食向けの業務用食品卸と業務用食品スーパー「アミカ」を展開する大光(連結)の2027年5月期第1四半期(2026年6〜8月)は、外商事業の新規開拓などで売上高が前年同期比9.4%増の206億3百万円となったが、販管費の増加で営業損益は3百万円の損失(前年同期は42百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は9百万円となった。アミカ事業の営業利益は26.3%減った。通期予想(営業利益6億30百万円、前期の約4倍)は据え置いた。

売上高

20,603百万円

+9.4%

営業利益赤字

△3百万円

前年同期42百万円

経常利益

9百万円

△71.3%

親会社株主に帰属する四半期純利益赤字

△9百万円

前年同期4百万円

売上総利益率

19.1%

前年同期19.2%(当社試算)

自己資本比率

21.6%

前期末21.6%

ハイライト

  • 売上高は20,603百万円(前年同期比+9.4%)、売上総利益は3,925百万円。販管費が3,929百万円(前年同期3,562百万円)に増え、営業損失は3百万円(前年同期は42百万円の利益)。支払利息33百万円などで経常利益は9百万円(△71.3%)、親会社株主に帰属する四半期純損失は9百万円(1株当たり△0.66円)
  • 外商事業(業務用食品卸)は、調理の省力化につながる商品やプライベートブランド商品の提案、給食・病院・中食などへの新規開拓で売上高14,236百万円(+14.8%)、営業利益99百万円(△2.5%)
  • アミカ事業(業務用食品スーパー)は、2026年6月に郡上八幡店(岐阜県郡上市)を開業し、売上高5,782百万円(+1.2%)、営業利益145百万円(△26.3%)。期末の店舗数は愛知県・岐阜県を中心に55店
  • 水産品事業(子会社マリンデリカ)は売上高624百万円(△15.2%)、営業利益1百万円(△69.3%)
  • 会社は、主要販売先の外食産業はインバウンド需要などで回復基調にあるものの、原材料価格や物流費の上昇、慢性的な人手不足が続き厳しい状況としている
  • 財政状態は、総資産28,348百万円(前期末比△554百万円)、純資産6,126百万円、自己資本比率21.6%。売掛金が1,144百万円減り、現金及び預金が652百万円増えた。短期借入金は229百万円、長期借入金は338百万円減った
  • 業績予想(2026年7月14日公表)は修正なし。第2四半期累計は売上高41,200百万円(+8.8%)、営業利益20百万円、通期は売上高85,600百万円(+7.6%)、営業利益630百万円(+295.2%)、経常利益630百万円(+85.7%)、純利益400百万円(+603.6%)。第1四半期の売上高進捗は通期の24.1%(当社試算)
  • 配当は中間7.5円・期末7.5円の年15円(前期と同額)を予想

財政状態

総資産

28,348百万円

純資産

6,126百万円

自己資本比率

21.6%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2027年5月期 通期予想(修正なし)85,600百万円(進捗24.1%)+7.6%630百万円+295.2%630百万円+85.7%400百万円+603.6%

注目ポイント

外食店向けの業務用食品卸と、業務用食品スーパー「アミカ」を展開する同社は、6〜8月期の売上高が1割近く伸びたものの、わずかな営業赤字となった。卸では給食や病院など新たな取引先を開拓したが、販管費の伸びが売上総利益の伸びを上回った。アミカの利益も2割以上減った。

会社は外食産業について、客足は戻りつつあるものの、原材料や物流費の値上がりと人手不足が続く厳しい環境とみている。

通期では営業利益を前期の約4倍に増やす計画を据え置いた。第1四半期が赤字の出だしとなったなかで、上期予想の営業利益2千万円から下期にかけてどこまで利益を積み上げられるかが焦点となる。

出典:株式会社大光「2027年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年9月24日開示)

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