6046東証スタンダードマッチングサービス(街コン「machicon JAPAN」、マッチングアプリ「CoupLink」)、AIソリューション
黒字転換
2026年9月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー
サマリー
街コンサイト「machicon JAPAN」などを運営するリンクバル(連結)の2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)は、自社企画イベントの拡大で売上高が前年同期比11.6%増の4億93百万円となり、コスト効率化で費用も抑え、営業利益は0百万円(前年同期は62百万円の損失)と小幅ながら黒字に転じた。短信には「継続企業の前提に関する重要事象等」が記載されているが、会社は十分な資金を確保しているとして重要な不確実性はないと判断している。2026年4月に東証グロースからスタンダード市場へ移った。
売上高
493百万円
+11.6%営業利益黒字転換
0百万円
前年同期は62百万円の損失経常利益黒字転換
2百万円
前年同期は62百万円の損失親会社株主に帰属する中間純利益黒字転換
1百万円
前年同期は64百万円の損失リンクバルID会員数
291万人超
自己資本比率
71.8%
前期末72.3%ハイライト
- 【注意】「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載がある。2021年9月期以降、営業損失・経常損失・純損失を連続して計上しているため、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象・状況が存在するとしている。一方、中間期末に931百万円の現金及び預金を持ち、今後12か月の資金繰りを考慮して当面の事業資金は十分と判断。2025年9月期第4四半期と当中間期に営業黒字を達成したことも挙げ、重要な不確実性は認められないとしている
- 売上高は493百万円(前年同期比+11.6%)。売上原価と販管費の合計は493百万円(△2.4%)に抑え、営業利益は864千円(前年同期は62百万円の損失)、経常利益は2百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は1百万円。市場区分変更の審査費用など一時的な費用と、新たに導入した株主優待の引当金を販管費に計上している
- マッチングサービスは売上高431百万円(+7.2%)。「machicon JAPAN」で自社企画イベントの開催数と企画を拡大し、新規顧客の獲得と満足度向上が進んだ。2026年3月末のリンクバルID会員数は291万人を突破した。AIソリューションサービスは売上高62百万円(+55.1%)
- 2026年4月1日付で東証グロース市場からスタンダード市場に市場区分を変更した
- 財政状態は、総資産1,136百万円(前期末比+16百万円)、純資産816百万円、自己資本比率71.8%(前期末72.3%)
- 通期予想は修正なし。売上高971百万円(前期比+7.2%)、営業利益2百万円、経常利益2百万円、純利益1百万円。中間期の売上高進捗は50.8%(当社試算)
- 配当は無配を予想
財政状態
総資産
1,136百万円
純資産
816百万円
自己資本比率
71.8%
現金及び預金
931百万円
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年9月期 通期予想(修正なし) | 971百万円(進捗50.8%)+7.2% | 2百万円 | 2百万円 | 1百万円 |
注目ポイント
街コンの運営で知られる同社は、上期に営業損益がわずかながら黒字に転じた。自社で企画するイベントを増やして売上を1割伸ばす一方、費用は前年より抑えた。市場区分の変更や株主優待の導入に伴う一時的な費用も吸収した。
短信には「継続企業の前提に関する重要事象等」が記載されている。2021年9月期から損失が続いてきたためだが、会社は9億円強の現預金で当面の資金は十分とし、直近2つの期間で営業黒字を出したことから重要な不確実性はないとしている。
通期も小幅な黒字予想で、赤字続きからの脱却が定着するかが焦点となる。4月にはグロース市場からスタンダード市場に移った。