決算ノート
6093東証スタンダード金融機関・不動産・建築・士業向けの事務代行とクラウドサービス(BPaaS)

2027年2月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー顔マークの見方

サマリー

住宅ローン事務の代行などを手がけるミトラグループの2027年2月期中間期(3〜8月)は、売上高が前年同期比10.0%増の26億5百万円、営業利益が0.4%増の1億59百万円となった。住宅ローンの取扱件数の増加や信託サービス、不動産オークションが伸びた。営業利益には、一部債権の回収に伴う貸倒引当金の戻入1億円が含まれる。親会社株主に帰属する中間純利益は4.6%減の1億20百万円。通期予想(営業利益6億24百万円、+93.1%)は据え置いた。今期から中間配当(3円)を始めた。

売上高

2,605百万円

+10.0%

営業利益

159百万円

+0.4%

経常利益

155百万円

△2.0%

親会社株主に帰属する中間純利益

120百万円

△4.6%

通期営業利益予想に対する進捗率

25.5%

自己資本比率

72.4%

前期末73.4%

ハイライト

  • 売上高は2,605百万円(前年同期比+10.0%)、営業利益は159百万円(+0.4%)、経常利益は155百万円(△2.0%)、親会社株主に帰属する中間純利益は120百万円(△4.6%)
  • 前期末に一部の取引先に対して計上した貸倒引当金について、回収可能性を見直し、貸倒引当金繰入額100百万円の戻入を販管費に計上した。営業利益159百万円にはこの戻入が含まれる
  • 中間期の会社予想に対しては、売上高が9.3%下回り(予想2,872百万円)、営業利益は22.1%上回った(予想130百万円)
  • 金融ソリューション事業は売上高1,004百万円(+10.3%)、セグメント利益459百万円(+9.9%)。金融機関の住宅ローン取扱件数が好調で、信託報酬も増えた
  • 不動産ソリューション事業は売上高403百万円(+37.9%)、セグメント損失53百万円(前年同期は84百万円の損失)。非対面決済サービス「H'OURS」の利用件数は前年同期を下回ったが、不動産オークションの成約件数が増えた
  • 建築ソリューション事業は売上高718百万円(+7.9%)、セグメント利益77百万円(△14.5%)。士業ソリューション事業は売上高476百万円(△3.9%)、セグメント利益63百万円(+10.6%)
  • 通期予想は4月3日の公表値から変更なし。売上高6,211百万円(前期比+22.3%)、営業利益624百万円(+93.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益425百万円(+124.4%)。中間期の進捗率は売上高41.9%、営業利益25.5%
  • 今期から中間配当を開始し、中間3円・期末3円の年6円(前期は期末6円)。自己資本比率は72.4%

財政状態

総資産

4,628百万円

純資産

3,382百万円

自己資本比率

72.4%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2027年2月期 通期予想(据え置き)6,211百万円+22.3%624百万円+93.1%619百万円+95.5%425百万円+124.4%

注目ポイント

売上は1割伸びたが、営業利益は前年同期とほぼ同じだった。しかも今期の営業利益には、貸倒引当金の戻入1億円という一時的な押し上げが含まれている。これを除くと営業利益は約59百万円となる(当社試算)。

事業別では、主力の金融ソリューションが住宅ローン関連の件数増で増収増益だった。不動産ソリューションは不動産オークションが伸びて赤字が縮小し、建築ソリューションは原価の増加で減益となった。

通期予想は営業利益6億24百万円のまま据え置かれた。中間期の進捗率は25.5%にとどまり、達成には下期に約4億65百万円の営業利益が必要になる(当社試算)。会社は、既存サービスの利用回復や新たな受託業務の開始などを踏まえて据え置いたと説明している。

出典:ミトラグループ株式会社「2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)、第2四半期決算説明資料(2026年10月7日)」(2026年10月7日開示)

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