8630東証損害保険(国内・海外)、生命保険、介護
2026年3月期 通期 決算サマリー
サマリー
損害保険ジャパンなどを傘下に持つSOMPOホールディングス(連結・IFRS)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、保険収益が前期比6.1%増の5兆3,729億円となり、保険サービス損益が2,841億円増の5,882億円、投資損益を含む金融損益も2,251億円増の3,449億円となった。税引前利益は同2.6倍の8,432億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同2.6倍の6,400億円。年間配当は150円(前期132円)で、今期は親会社の所有者に帰属する当期利益4,900億円(△23.4%)を見込む一方、配当は200円に増やす予定。
保険収益
5,372,921百万円
+6.1%保険サービス損益
588,290百万円
前期304,162百万円税引前利益
843,226百万円
+155.3%親会社の所有者に帰属する当期利益
640,086百万円
+163.3%親会社所有者帰属持分当期利益率(ROE)
13.7%
前期5.8%親会社所有者帰属持分比率
27.8%
前期末26.5%ハイライト
- 保険収益は5,372,921百万円(前期比+6.1%)、保険サービス費用は4,459,715百万円、再保険損益は△324,914百万円で、保険サービス損益は588,290百万円(前期304,162百万円)。金融損益は投資損益582,966百万円、保険金融損益△238,059百万円で344,907百万円(前期119,734百万円)
- 税引前利益は843,226百万円(+155.3%)、親会社の所有者に帰属する当期利益は640,086百万円(+163.3%)、基本的1株当たり701.03円。当期包括利益は1,336,035百万円
- セグメント別の親会社の所有者に帰属する当期利益は、国内損害保険事業268,100百万円(前期比+209,700百万円)、海外保険事業294,400百万円(同+116,700百万円)、国内生命保険事業68,600百万円(同+38,700百万円)、介護事業7,900百万円(同+2,600百万円)。保険収益は国内損保2,730,500百万円、海外保険2,441,100百万円
- 財政状態は、資産合計18,603,704百万円(前期末比+2,713,600百万円)、資本合計5,291,009百万円、親会社所有者帰属持分比率27.8%。営業CFは706,419百万円の収入、現金及び現金同等物は1,134,996百万円
- 2027年3月期の予想は親会社の所有者に帰属する当期利益490,000百万円(△23.4%)、1株当たり549.17円。損害保険ジャパンの国内自然災害の正味発生損害を1,100億円と見込み、金利・為替・株式相場は2026年3月末から大きく変動しない前提
- 年間配当は中間75円・期末75円の150円(前期132円)。今期は中間100円・期末100円の200円を予想(配当性向36.4%)
財政状態
資産合計
18,603,704百万円
資本合計
5,291,009百万円
親会社所有者帰属持分比率
27.8%
現金及び現金同等物
1,134,996百万円
次期業績予想
| 決算期 | 親会社の所有者に帰属する当期利益 |
|---|---|
| 2027年3月期 通期予想 | 490,000百万円△23.4% |
注目ポイント
損保ジャパンを中核とする同社は、最終利益が前期の2.6倍の6,400億円に膨らんだ。本業の保険の損益が倍近くに増えたうえ、株式などの運用益も大きく伸びた。国内損保、海外保険、生命保険、介護のすべての事業で利益が増えた。
一方、今期の最終利益は2割余り減る4,900億円と見込む。国内の自然災害による損害を1,100億円と置くなど、前期の好調が続く前提は取っていない。それでも年間配当は150円から200円へ大きく増やす計画だ。
自然災害の発生状況と、海外保険事業の利益が引き続き全体をけん引できるかが、今期の業績を左右する。