決算ノート
8725東証・名証損害保険(三井住友海上・あいおいニッセイ同和損保など)、生命保険、海外保険

2027年3月期 第1四半期 決算サマリー

サマリー

三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保を傘下に持つMS&ADインシュアランスグループホールディングス(連結・IFRS)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、保険収益が前年同期比14.1%増の1兆6,861億円、保険サービス損益が457億円増の2,092億円となり、投資損益の増加で金融損益も705億円増えた。税引前四半期利益は同33.4%増の4,409億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同33.4%増の3,286億円。通期予想(4,250億円)は据え置いたが、第1四半期で77.3%に達している。

保険収益

1,686,187百万円

+14.1%

保険サービス損益

209,224百万円

前年同期163,434百万円

税引前四半期利益

440,926百万円

+33.4%

親会社の所有者に帰属する四半期利益

328,618百万円

+33.4%

修正利益(グループ経営指標)

3,106億円

+29.7%

親会社所有者帰属持分比率

22.1%

前期末21.7%

ハイライト

  • 保険収益は1,686,187百万円(前年同期比+14.1%)、保険サービス損益は209,224百万円(前年同期163,434百万円)。金融損益は投資損益474,760百万円、保険金融損益△229,075百万円で245,685百万円(同175,158百万円)
  • 税引前四半期利益は440,926百万円(+33.4%)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は328,618百万円(+33.4%)、基本的1株当たり226.84円。グループ経営指標の修正利益は3,106億円(+29.7%)で、うち政策株式売却損益は596億円
  • 会社別の親会社の所有者に帰属する四半期利益は、三井住友海上1,875億円(前年同期比+723億円)、あいおいニッセイ同和損保877億円(同+354億円)、海外保険子会社964億円(同+509億円)、三井住友海上あいおい生命143億円(同+114億円)。三井住友海上プライマリー生命は16億円(同△599億円)
  • 財政状態は、資産合計30,124,805百万円(前期末比+532,652百万円)、資本合計6,730,490百万円、親会社所有者帰属持分比率22.1%
  • 通期予想(修正なし)は親会社の所有者に帰属する当期利益425,000百万円(前期比△16.8%)。第1四半期の進捗は77.3%(当社試算)
  • 配当は中間85円・期末85円の年170円(うち特別配当計30円、前期160円)を予想

財政状態

資産合計

30,124,805百万円

資本合計

6,730,490百万円

親会社所有者帰属持分比率

22.1%

次期業績予想

決算期親会社の所有者に帰属する当期利益
2027年3月期 通期予想(修正なし)425,000百万円(進捗77.3%)△16.8%

注目ポイント

三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保を傘下に持つ同社は、4〜6月期の最終利益が3割以上増えて3,286億円となった。保険収益が1割以上伸び、株式などの投資損益も大きく増えた。損保2社と海外保険子会社がそろって大幅増益だった。

最終利益は第1四半期だけで通期予想4,250億円の8割近くに達した(当社試算)。会社は予想を据え置いた。今後の自然災害に伴う保険金の支払いや株式相場の動向が、予想を見直すかどうかを左右する(当社推定)。

傘下の損保2社は2027年4月の合併を控える。合併準備と並行して、好調な海外事業と政策株式の売却益にどこまで支えられるかが注目点となる。

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出典:MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社「2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」(2026年8月14日開示)

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