9213東証サロンサポート事業(美容業界特化の求人サイト「re-quest/QJ navi」などの広告求人、美容師の紹介・派遣、教育サービス)
2025年12月期 通期 決算サマリー
サマリー
美容業界に特化した求人サイト「re-quest/QJ navi」などを運営するセイファート(連結)の2025年12月期(2025年1〜12月)は、主力の広告求人サービスが15.2%減と落ち込み、売上高が前期比9.5%減の19億28百万円、営業損失が1億13百万円(前期は21百万円の利益)となった。繰延税金資産の全額取り崩しもあり、親会社株主に帰属する当期純損失は1億80百万円。2026年12月期も営業損失3億6百万円と赤字拡大を見込み、配当は無配とする予想。
売上高
1,928百万円
△9.5%営業利益赤字
△113百万円
前期21百万円経常利益赤字
△109百万円
前期28百万円親会社株主に帰属する当期純利益赤字
△180百万円
前期20百万円広告求人サービス 売上高
1,272百万円
△15.2%自己資本比率
57.8%
前期末62.0%ハイライト
- 売上高は1,928百万円(前期比△9.5%)、営業損失は113百万円(前期は21百万円の利益)、経常損失は109百万円、親会社株主に帰属する当期純損失は180百万円(前期は20百万円の利益)
- 美容業界は個人消費が底堅い一方、新規開業による競争激化やコスト上昇で美容室の経営環境が厳しくなっている
- 広告求人サービスは売上高1,272百万円(△15.2%)。紹介・派遣サービスは331百万円(△6.1%)、教育(その他)サービスは323百万円(+17.0%)
- 決算説明資料によると、繰延税金資産を全額取り崩した
- 財政状態は、総資産1,473百万円、純資産852百万円、自己資本比率57.8%。営業CFは18百万円の支出、現金及び現金同等物は853百万円
- 配当は中間5円・期末7円の年12円(前期42円)。2026年12月期は業績予想が赤字のため無配を予想
- 2026年12月期の予想は売上高1,903百万円(△1.3%)、営業損失306百万円、純損失311百万円。広告求人サービスは応募件数と掲載件数の回復や成果報酬型プランの販売に取り組むが、収益の回復には時間を要するとして売上高1,204百万円(△5.3%)を見込む
財政状態
総資産
1,473百万円
純資産
852百万円
自己資本比率
57.8%
現金及び現金同等物
853百万円
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年12月期 通期予想 | 1,903百万円△1.3% | △306百万円 | △306百万円 | △311百万円 |
注目ポイント
美容師向け求人サイトを柱とする広告求人サービスの売上が15%減り、営業赤字に転落した。ウェブ上の求人市場での競争に押され、応募や掲載の件数が落ち込んでいる。繰延税金資産の取り崩しで最終赤字も膨らんだ。
会社は2026年12月期も赤字が拡大する予想を示し、配当もなくす。成果報酬型のプランの販売や、スキマ時間の仕事を紹介する新サービスの立ち上げで立て直しを図るとしているが、主力の求人広告の回復には時間がかかる見通しだ。
手元資金は8億円余りあり、当面の財務に大きな懸念はない。求人広告の反響をいつ回復させられるかが、業績の底入れを見極める材料になる。