2300東証スタンダードホームクリーニングチェーン(九州・中国地方中心)
2027年2月期 中間期 決算サマリー顔マークの見方
サマリー
九州地盤のクリーニングチェーン、きょくとうの2027年2月期中間期(2026年3〜8月)は、仕事着のカジュアル化によるクリーニング需要の減少に、節約志向による出し控えが重なり、売上高が前年同期比4.9%減の29億円となった。中東情勢を受けた燃料費や原材料費の上昇もあり、営業利益は20.2%減の2億47百万円だった。同社は春の衣替え期に売上が偏るため、通期では営業利益1億円の予想を据え置いた。
売上高
2,976百万円
△4.9%営業利益
247百万円
△20.2%経常利益
288百万円
△18.8%中間純利益
207百万円
△15.5%店舗数
470店舗
自己資本比率
56.2%
前期末52.2%ハイライト
- 売上高は2,976百万円(前年同期比△4.9%)、営業利益は247百万円(△20.2%)、経常利益は288百万円(△18.8%)、中間純利益は207百万円(△15.5%)
- ビジネスウェアのカジュアル化などでクリーニング需要の減少が続き、物価上昇による節約志向から出し控えもみられた
- 中東情勢の悪化で、燃料費や原材料費などのコストが大きく上がった
- 新規出店は3店舗、不採算店の閉鎖は11店舗で、中間期末の店舗数は470店舗。既存店14店舗をリニューアルした
- ホームクリーニングは春の衣替えの時期が最需要期で、売上高は3〜5月に偏る。このため中間期の利益が通期予想を上回っている
- 通期予想は据え置き。売上高5,350百万円(前期比+2.0%)、営業利益100百万円、当期純利益120百万円(+122.7%)
- 配当は年11円(中間5.5円・期末5.5円)の予想を据え置いた。自己資本比率は56.2%
財政状態
総資産
4,355百万円
純資産
2,446百万円
自己資本比率
56.2%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年2月期 通期予想(据え置き) | 5,350百万円+2.0% | 100百万円 | 180百万円+87.9% | 120百万円+122.7% |
注目ポイント
スーツを着る人が減り、クリーニングに出す衣類そのものが減っている。そこに物価高による節約志向が重なり、売上は5%減った。洗濯に使う燃料や資材の値上がりも利益を圧迫した。
クリーニング店は春の衣替えの時期に売上が集中する。上期に利益の大半を稼ぎ、下期は赤字になりやすい構造で、通期の営業利益予想が中間期の実績より小さいのはそのためだ。
通期の売上高は前期比2%増の予想だが、中間期は5%減だった。予想の達成には下期の大幅な回復が必要で、計画との差が広がらないかが注目される。