3625東証グロースICTソリューション事業(システム・アプリの受託開発、システム改修支援「RescueTech」など)、クロスボーダー流通プラットフォーム事業(越境EC・海外販路支援)
2026年6月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー
サマリー
システム受託開発のテックファームホールディングス(連結)の2026年6月期中間期(2025年7〜12月)は、ICTソリューション事業の伸びで売上高が前年同期比5.6%増の33億51百万円となった。一方、研究開発や人材への戦略投資でICTソリューション事業が減益となり、越境EC関連の事業の赤字も広がって、営業利益は同14.8%減の3億6百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同12.8%減の1億90百万円。期初から減益の通期予想を据え置いた。
売上高
3,351百万円
+5.6%営業利益
306百万円
△14.8%経常利益
319百万円
△13.3%親会社株主に帰属する中間純利益
190百万円
△12.8%ICTソリューション事業 売上高
3,158百万円
+8.7%自己資本比率
58.2%
前期末54.8%ハイライト
- 売上高は3,351百万円(前年同期比+5.6%)、営業利益は306百万円(△14.8%)、経常利益は319百万円(△13.3%)、親会社株主に帰属する中間純利益は190百万円(△12.8%)
- ICTソリューション事業は売上高3,158百万円(+8.7%)、セグメント利益554百万円(△12.5%)。企業のシステム課題の解決を支援する「RescueTech」を受注拡大の中核サービスと位置づけている
- クロスボーダー流通プラットフォーム事業は、案件規模と採算を重視した顧客ポートフォリオの再構築を進めた結果、売上高193百万円(△28.2%)、セグメント損失23百万円(前年同期は8百万円の損失)
- 財政状態は、総資産4,917百万円、純資産2,859百万円、自己資本比率58.2%
- 通期予想は変更なし。売上高7,200百万円(+7.4%)、営業利益600百万円(△19.9%)、純利益330百万円(△34.2%)。中間期の進捗率は売上高46.6%、営業利益51.1%(当社試算)。配当は年8円の予想
財政状態
総資産
4,917百万円
純資産
2,859百万円
自己資本比率
58.2%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年6月期 通期予想(変更なし) | 7,200百万円+7.4% | 600百万円△19.9% | 580百万円△23.8% | 330百万円△34.2% |
注目ポイント
主力のシステム受託開発は売上を伸ばしたが、生成AIの研究開発やエンジニアの処遇改善など、期初から計画していた戦略投資で利益は減った。会社は今期を投資の年と位置づけ、減益の予想を立てており、中間期の実績は計画に沿っている。
越境ECを支援するクロスボーダー事業は、採算を重視して顧客を絞り込んだ結果、売上が3割近く減り赤字が広がった。立て直しの途上にある。
営業利益は通期予想の半分を確保した(当社試算)。システム改修を支援するRescueTechを軸にした受注拡大と、投資の成果が来期以降の利益回復につながるかが注目点になる。