決算ノート
3900東証グロース人材マッチング(フリーランス・エンジニア)、DXコンサル、ビジネス向けSaaS(工数管理「クラウドログ」)

2026年9月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー

サマリー

フリーランス人材のマッチングを手がけるクラウドワークス(連結)の2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)は、売上高が前年同期比0.7%減の111億16百万円と横ばいにとどまるなか、DXコンサル人材への投資などで販管費が12.1%増え、営業利益は同72.5%減の2億18百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同70.4%減の89百万円となった。AIを使った業務自動化支援(AI-BPO)の開発も進める。通期予想(営業損益は10億円の赤字〜0円)は据え置いた。

売上高

11,116百万円

△0.7%

営業利益

218百万円

△72.5%

EBITDA(Non-GAAP)

495百万円

△58.1%

親会社株主に帰属する中間純利益

89百万円

△70.4%

登録ユーザー数

778.7万人

前年同期比+73.6万人

自己資本比率

43.3%

前期末40.7%

ハイライト

  • 売上高は11,116百万円(前年同期比△0.7%)、売上総利益は4,633百万円(△2.1%)。販管費が4,415百万円(+12.1%、当社試算)に増え、営業利益は218百万円(△72.5%)、EBITDAは495百万円(△58.1%)。経常利益は285百万円(△63.3%)、親会社株主に帰属する中間純利益は89百万円(△70.4%)
  • マッチング事業は売上高10,535百万円(△0.5%)、セグメント利益285百万円(△65.3%)。コンサルティングを通じて1社あたりの契約単価の向上を図り、新会社クラウドワークスコンサルティングを中心にDXコンサルの人材投資を進めた。AIの導入で高まる業務自動化ニーズに向けた新サービス「AI-BPO」の開発・提供にも取り組んでいる
  • ビジネス向けSaaS事業は売上高496百万円(△7.6%)、セグメント損失68百万円(前年同期は利益)。工数管理SaaS「クラウドログ」の導入は大企業・成長企業で進んでいる
  • 2026年3月末の登録ユーザー数は778.7万人(前年同期比+73.6万人)、登録クライアント数は110.4万社(+6.7万社)
  • 財政状態は、総資産14,977百万円(前期末比△713百万円)、純資産6,859百万円、自己資本比率43.3%(前期末40.7%)
  • 通期予想(2025年11月14日公表)は修正なし。売上高20,000百万円(前期比△11.7%)、売上総利益8,400百万円(△12.2%)、営業損益は△1,000百万円〜0百万円、EBITDAは△350百万円〜650百万円。中間期の進捗は売上高55.6%、売上総利益55.2%(当社試算)
  • 配当予想は記載なし(前期は無配)

財政状態

総資産

14,977百万円

純資産

6,859百万円

自己資本比率

43.3%

次期業績予想

決算期売上高売上総利益営業利益EBITDA(Non-GAAP)
2026年9月期 通期予想(修正なし)20,000百万円(進捗55.6%)△11.7%8,400百万円(進捗55.2%)△12.2%△1,000〜0百万円△350〜650百万円

注目ポイント

フリーランス人材のマッチングを主力とする同社は、上期の売上がほぼ横ばいのなか、DXコンサルに向けた人材投資で販管費が1割以上増え、営業利益は7割減った。それでも上期は2億円強の営業黒字を確保している。

会社は、AIの普及で企業の人材ニーズが変わりつつあるとして、コンサルティングを伴う高単価のサービスへの転換を進めている。AIを使って業務を自動化する新サービス「AI-BPO」の開発にも乗り出した。

通期予想は売上高1割強の減少と、営業損益で最大10億円の赤字という幅のある内容で、上期の黒字を踏まえると下期は赤字を見込んでいる計算になる(当社試算)。投資の成果が見え始めるのはいつかが焦点となる。

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出典:株式会社クラウドワークス「2026年9月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年5月14日開示)

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