決算ノート
3900東証グロース人材マッチング(フリーランス・エンジニア)、DXコンサル、ビジネス向けSaaS(工数管理「クラウドログ」)

2026年9月期 第3四半期 決算サマリー

サマリー

フリーランスと企業をつなぐ仕事マッチングを手がけるクラウドワークス(連結)の2026年9月期第3四半期累計(2025年10月〜2026年6月)は、売上高が前年同期比3.5%減の163億74百万円、販管費の増加で営業利益が同79.0%減の2億64百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同90.4%減の50百万円となった。2026年7月13日に修正した通期予想(営業利益0〜3億円)は据え置いた。AI技術者の仕事マッチング「AIクラウドワークス」を8月20日に始める予定としている。

売上高

16,374百万円

△3.5%

売上総利益

6,782百万円

△5.5%

営業利益

264百万円

△79.0%

EBITDA(Non-GAAP)

658百万円

△63.8%

親会社株主に帰属する四半期純利益

50百万円

△90.4%

自己資本比率

44.6%

前期末40.7%

ハイライト

  • 売上高は16,374百万円(前年同期比△3.5%)、売上総利益は6,782百万円(△5.5%)。販管費が6,518百万円(前年同期5,916百万円)に増え、営業利益は264百万円(△79.0%)、EBITDA(Non-GAAP)は658百万円(△63.8%)。経常利益は317百万円(△74.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は50百万円(△90.4%)、1株当たり3.20円
  • マッチング事業は売上高15,529百万円(△3.3%)、セグメント利益326百万円(△74.3%)。会社は、AI活用の進展で変わる人材ニーズを捉え、コンサルティングを通じて1社あたりの契約単価を高める取り組みを進めているとしている。2025年に発足したクラウドワークスコンサルティングを中心にDX支援も強化している
  • ビジネス向けSaaS事業(工数管理「クラウドログ」など)は売上高734百万円(△12.0%)、セグメント損失52百万円(前年同期は37百万円の利益)
  • 2026年6月末の登録ユーザー数は797.5万人(前年同期比+86.8万人)、登録クライアント数は111.8万社(+6.3万社)。AI実装を支援するAI-BPOサービスに加え、AI技術者・専門家の仕事マッチング「AIクラウドワークス」は事前登録者が募集開始2か月半で1万人を超え、2026年8月20日に開始予定
  • 財政状態は、総資産14,447百万円(前期末比△1,243百万円)、純資産6,832百万円、自己資本比率44.6%(前期末40.7%)。現金及び預金が1,192百万円、未払法人税等が531百万円、長期借入金が425百万円減り、有形固定資産は438百万円増えた
  • 通期予想(2026年7月13日修正)は変更なし。売上高20,000百万円(前期比△11.7%)、売上総利益8,400百万円(△12.2%)、営業利益0〜300百万円、EBITDA510〜810百万円。第3四半期までの進捗は売上高81.9%、売上総利益80.7%(当社試算)。営業利益は第3四半期累計で264百万円のため、予想レンジの範囲では第4四半期の営業損益は約△264百万円〜約+36百万円となる計算(当社試算)
  • 配当は前期無配。今期の期末配当予想は短信に記載がない

財政状態

総資産

14,447百万円

純資産

6,832百万円

自己資本比率

44.6%

次期業績予想

決算期売上高売上総利益営業利益EBITDA(Non-GAAP)
2026年9月期 通期予想(2026年7月13日修正、変更なし)20,000百万円(進捗81.9%)△11.7%8,400百万円(進捗80.7%)△12.2%0〜300百万円510〜810百万円

注目ポイント

フリーランスと企業をつなぐ仕事マッチングの同社は、第3四半期までの営業利益が前年の約5分の1に落ち込んだ。売上高が小幅に減るなか、販管費が1割増えた。

会社は7月に通期予想を見直し、営業利益を0〜3億円の幅で見込む。第3四半期までに2億6千万円余りを確保しており、予想の範囲に収まるには第4四半期の赤字を2億6千万円程度までにとどめればよい計算だ(当社試算)。

企業のAI導入が進むなか、AI人材の仕事マッチングやAIを使った業務代行といった新サービスで、単価の高い仕事をどれだけ取り込めるかが、収益回復の鍵となる。

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出典:株式会社クラウドワークス「2026年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年8月14日開示)

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