決算ノート
4052東証グロース画像認識ソフトウェア開発(車載カメラ・ドライブレコーダー向けADAS/DMS、図面解析AI「Drawing-AI」、AI-OCR)

2026年6月期 第3四半期 決算サマリー

サマリー

車載カメラ向け画像認識ソフトを手がけるフィーチャ(連結)の2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)は、大手自動車メーカーとの共同開発案件の中断で受託開発収入が40.9%減り、売上高は前年同期比9.3%減の3億66百万円となった。ライセンス収入は67.6%増の1億97百万円と伸び、通期予想の1億45百万円をすでに上回った。第3四半期単独では営業利益30百万円を稼ぎ、累計の営業利益は4百万円(同81.3%減)と黒字に転じた。通期予想は据え置いた。

売上高

366百万円

△9.3%

営業利益

4百万円

△81.3%

経常利益

4百万円

△83.7%

親会社株主に帰属する四半期純利益

2百万円

△81.9%

ライセンス収入

197百万円

+67.6%

受託開発収入

169百万円

△40.9%

ハイライト

  • 売上高は366百万円(前年同期比△9.3%)。大手自動車メーカーとの共同開発案件の中断で受託開発収入は169百万円(△40.9%)に減った一方、当社ライセンス製品を搭載した新車の量産が好調で、ライセンス収入は197百万円(+67.6%)。ライセンス収入は通期予想145百万円に対し進捗136.0%
  • 売上総利益は270百万円(前年同期260百万円)に増えたが、販管費が265百万円(前年同期235百万円)に増え、営業利益は4百万円(△81.3%)。北京子会社の清算損3百万円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は2百万円(△81.9%)
  • 決算説明資料によると、第3四半期(1〜3月)単独は売上高161百万円(受託開発88百万円、ライセンス72百万円)、粗利率72.6%、営業利益30百万円(営業利益率18.7%)。中間期までの営業損失25百万円を取り戻した
  • 会社は大手自動車部品メーカー(Tier1)との共同開発で追加プロジェクトを受注し、複数プロジェクトの受注で今後の売上増加を見込むとしている。当社ライセンス製品の累計量産台数は360万台を突破した
  • 研究開発拠点を本社に集約するため、中国の北京子会社の清算手続きを進めている(2025年10月解散決議)
  • 財政状態は、総資産726百万円(前期末比+6百万円)、純資産692百万円、自己資本比率95.3%。売掛金及び契約資産が140百万円(前期末79百万円)に増え、現金及び預金は528百万円(前期末594百万円)
  • 通期予想は変更なし。売上高540百万円(+8.7%)、営業利益17百万円、純利益14百万円。進捗率は売上高67.8%、営業利益27.7%。予想達成には第4四半期に売上高174百万円、営業利益13百万円が必要な計算(当社試算)

財政状態

総資産

726百万円

純資産

692百万円

自己資本比率

95.3%

現金及び預金

528百万円

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2026年6月期 通期予想(変更なし)540百万円(進捗67.8%)+8.7%17百万円(進捗27.7%)17百万円14百万円

注目ポイント

大手自動車メーカーとの共同開発案件の中断で受託開発収入が大きく減る一方、量産車に搭載されたソフトのライセンス収入が伸び、減収の幅は中間期より縮まった。ライセンス収入は第3四半期までで通期予想を36%上回っている。

第3四半期単独では、Tier1との共同開発などで受託開発収入が持ち直し、営業利益30百万円と前年同期並みの水準を確保した。中間期までの赤字を取り戻し、累計では営業黒字に転じた。

通期予想の達成には第4四半期に1億74百万円の売上が必要で、第3四半期の実績を上回る水準になる(当社試算)。会社が見込むTier1向けの追加プロジェクトが第4四半期の売上にどこまで乗るかが焦点だ。

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出典:フィーチャ株式会社「2026年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)/同 決算説明資料」(2026年5月14日開示)

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