決算ノート
4932東証卵殻膜ヘルスケア(卵殻膜を配合した化粧品・サプリメントの通販・卸・OEM)

2026年3月期 通期 決算サマリー

サマリー

卵殻膜を配合した化粧品などを手がけるアルマード(単体)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、メンズスキンケアのテレビCMで自社EC(直販)の新規顧客と定期会員が増え、売上高が前期比19.4%増の101億18百万円となった。一方、OEM販売とテレビ通販の不振に加え、広告宣伝費を積極的に使ったことで、営業利益は同27.6%減の6億85百万円、当期純利益は同20.3%減の5億18百万円となった。中東情勢による原料調達・物流コストの不確実性を理由に、今期の業績予想と配当予想は未定とした。

売上高

10,118百万円

+19.4%

営業利益

685百万円

△27.6%

経常利益

689百万円

△26.4%

当期純利益

518百万円

△20.3%

直販(EC)売上高

7,417百万円

+41.1%

自己資本比率

40.1%

前期末39.7%

ハイライト

  • 売上高は10,118百万円(前期比+19.4%)、売上総利益率は75.4%(前期69.9%、当社試算)。販管費が6,938百万円(前期4,978百万円)に膨らみ、営業利益は685百万円(△27.6%)、営業利益率6.8%(前期11.2%)。経常利益は689百万円(△26.4%)、当期純利益は518百万円(△20.3%)、1株当たり56.07円
  • 販売チャネル別では、直販(EC)がメンズスキンケアのテレビCMによる新規顧客・定期会員の増加とECモール販売の拡大で7,417百万円(+41.1%)となり、売上の73.3%を占めた。外販(一般流通)はドラッグストアやバラエティショップの導入店舗の拡大で866百万円(+83.5%)
  • 外販(OEM販売)はOEM先からの受注減で894百万円(△42.6%)、テレビ通販は大型番組が予算未達となり939百万円(△21.1%)。会社は、この2チャネルの不振と、EC の新規顧客獲得を狙った広告宣伝費の積極的な運用で営業減益になったとしている
  • 財政状態は、総資産4,537百万円(前期末比△184百万円)、純資産1,818百万円、自己資本比率40.1%。電子記録債権が441百万円減り、商品が263百万円増えた。営業CFは762百万円の収入(前期は189百万円の支出)、現金及び現金同等物は1,623百万円
  • 2027年3月期の業績予想は、中東情勢などで原料調達や原料・物流コストの不確実性が高まり合理的な算定が困難として未定。算定が可能になった段階で公表するとしている
  • 年間配当は42円(前期65円)。今期の配当予想は未定

財政状態

総資産

4,537百万円

純資産

1,818百万円

自己資本比率

40.1%

現金及び現金同等物

1,623百万円

注目ポイント

卵の殻の内側にある薄い膜「卵殻膜」を使った化粧品などを販売する同社は、売上高が初めて100億円を超えた。男性向けスキンケアのテレビCMで自社通販の新規客と定期購入者が増え、ドラッグストアなどへの卸も大きく伸びた。

しかし利益は3割近く減った。他社向けのOEMとテレビ通販が落ち込んだうえ、新規客を獲得するための広告費を大きく増やしたためだ。販管費は4割近く膨らんだ。

今期の業績予想は、中東情勢による原料や物流コストの見通しが立たないとして未定とした。広告で獲得した定期会員が利益を生む段階に移れるか、次の予想開示が注目される。

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出典:株式会社アルマード「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」(2026年5月15日開示)

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