決算ノート
4932東証卵殻膜ヘルスケア(卵殻膜を配合した化粧品・サプリメントの通販・卸・OEM)

2027年3月期 第1四半期 決算サマリー

サマリー

卵殻膜を配合した化粧品などを手がけるアルマード(単体)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、自社ECで過去最高の新規顧客を獲得し、ドラッグストアなどへの卸も大幅に伸びて、売上高が前年同期比39.1%増の35億1百万円となった。広告運用の効率化で販促コストを抑え、営業損失は2億60百万円(前年同期は8億80百万円の損失)に縮小した。期末配当の支払いと純損失で純資産が減り、短期借入金が12億円増えたことで、自己資本比率は21.7%(前期末40.1%)に下がった。未定としていた通期予想を公表し、売上高125億円、営業利益8億円を見込む。

売上高

3,501百万円

+39.1%

営業利益赤字

△260百万円

前年同期△880百万円

経常利益赤字

△267百万円

前年同期△871百万円

四半期純利益赤字

△190百万円

前年同期△604百万円

直販(EC)売上高

2,282百万円

+21.5%

自己資本比率

21.7%

前期末40.1%

ハイライト

  • 売上高は3,501百万円(前年同期比+39.1%)、売上総利益率は70.2%(前年同期74.0%、当社試算)。販管費は2,719百万円(前年同期2,744百万円)とほぼ横ばいで、営業損失は260百万円(前年同期は880百万円の損失)、経常損失は267百万円、四半期純損失は190百万円(1株当たり△20.54円)
  • 販売チャネル別では、直販(EC)が過去最高の新規顧客獲得で2,282百万円(+21.5%)、外販(一般流通)がドラッグストアやバラエティショップの導入店舗拡大で564百万円(+216.1%)、外販(OEM販売)が370百万円(+66.3%)、テレビ通販が大型番組の予算超過で284百万円(+19.9%)と、全チャネルで増収
  • 会社は、売上総利益の増加と、EC での効率的な広告運用による販促コストの抑制で、営業損益が改善したとしている
  • 財政状態は、総資産5,711百万円(前期末比+1,174百万円)、純資産1,239百万円、自己資本比率21.7%(前期末40.1%)。売掛金が557百万円、前払費用が265百万円増え、負債では短期借入金が1,200百万円、未払金が388百万円増えた。純資産は配当金388百万円の支払いと純損失で578百万円減った
  • 2026年5月の決算発表時に未定としていた通期予想を公表した。売上高12,500百万円(前期比+23.5%)、営業利益800百万円(+16.7%)、経常利益780百万円(+13.1%)、純利益540百万円(+4.2%)。第1四半期の売上高進捗は28.0%(当社試算)
  • 配当予想は、事業環境、業績の進捗、財務状況、成長投資の資金需要を勘案して決めるとして未定(前期は年42円)

財政状態

総資産

5,711百万円

純資産

1,239百万円

自己資本比率

21.7%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益当期純利益
2027年3月期 通期予想(新たに公表)12,500百万円(進捗28.0%)+23.5%800百万円+16.7%780百万円+13.1%540百万円+4.2%

注目ポイント

卵殻膜を使った化粧品などの同社は、4〜6月期の売上高が4割近く伸びた。自社ECの新規顧客が過去最高となり、ドラッグストアなどへの卸も3倍に増えた。広告の効率を高めて費用を前年並みに抑えたことで、営業赤字は前年の3分の1以下に縮んだ。

前期も第1四半期は8億円余りの営業赤字だったが、通期では6億円台の営業黒字で着地している。会社は未定としていた通期予想を公表し、営業利益8億円と増益を見込んでいる。

一方、配当の支払いと赤字で純資産が減り、短期借入金も12億円増えて自己資本比率は2割強まで下がった。成長投資と財務の健全性の両立、そして未定とした配当の行方が注目点となる。

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出典:株式会社アルマード「2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」(2026年8月14日開示)

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