決算ノート
5039札証クラウドソリューション事業(Salesforceの導入支援・製品開発支援)

2026年12月期 第1四半期 決算サマリー

サマリー

札幌を拠点にSalesforceの導入・開発支援を手がけるキットアライブ(非連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、売上高が前年同期比9.4%増の2億34百万円となった一方、進行中の大型プロジェクトで要件定義の精緻化に伴う追加工数が想定を上回り、外注費や時間外業務が増えて粗利率が低下した。営業利益は同63.4%減の14百万円、四半期純利益は同57.9%減の11百万円。通期予想は据え置いた。

売上高

234百万円

+9.4%

営業利益

14百万円

△63.4%

経常利益

17百万円

△56.7%

四半期純利益

11百万円

△57.9%

自己資本比率

92.1%

前期末85.0%

ハイライト

  • 売上高は234百万円(前年同期比+9.4%)、営業利益は14百万円(△63.4%)、経常利益は17百万円(△56.7%)、四半期純利益は11百万円(△57.9%)
  • 進行中の大型プロジェクトで、要件定義の精緻化に伴う追加工数が当初想定を上回り、粗利率が低下した。プロジェクトの完遂と納期遵守を優先して外部リソースを投入し、外注費と自社エンジニアの時間外業務が増えて売上原価を押し上げた。会社は今後、要件確定の進展にあわせてリソース配置の最適化と内製化を進め、利益率の改善に努めるとしている
  • 財政状態は、総資産1,034百万円、純資産956百万円、自己資本比率92.1%(前期末85.0%)。現金及び預金は793百万円(前期末875百万円)に減った
  • 通期予想は変更なし。売上高1,191百万円(+28.9%)、営業利益185百万円(+15.5%)、当期純利益125百万円(+1.3%)。第1四半期の進捗率は売上高19.7%、営業利益7.9%(当社試算)。配当は無配の予想

財政状態

総資産

1,034百万円

純資産

956百万円

自己資本比率

92.1%

現金及び預金

793百万円

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益当期純利益
2026年12月期 通期予想(変更なし)1,191百万円(進捗19.7%)+28.9%185百万円(進捗7.9%)+15.5%189百万円+11.5%125百万円+1.3%

注目ポイント

売上は1割近く伸びたが、大型プロジェクトで想定外の追加工数が発生し、営業利益は6割以上減った。納期を守るために外部の人員を投入し、社内エンジニアの残業も増えたことが原価を押し上げた。

会社は、案件の大型化と複雑化に伴う原価増だと説明している。受託開発では、要件が固まらないまま進んだ大型案件の採算悪化は珍しくない。追加原価が第2四半期以降も続くかが、通期予想の達成を左右する。

通期では営業利益の15%増を見込むが、第1四半期の進捗率は1割に満たない(当社試算)。親会社テラスカイとの連携による受注拡大とあわせ、プロジェクト管理の立て直しが進むかが注目点になる。

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出典:株式会社キットアライブ「2026年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」(2026年5月15日開示)

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