決算ノート
5621東証グロース勤怠管理SaaS事業(クラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」、人事労務・給与計算)

2026年3月期 通期 決算サマリー

サマリー

クラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」を提供するヒューマンテクノロジーズ(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、2025年4月に完了した課金体系の変更で課金ID数が伸び、売上高が前期比23.8%増の74億96百万円となった。AI活用で費用の伸びを抑え、営業利益は同47.2%増の13億70百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同55.1%増の10億16百万円と、いずれも予想を上回った。配当は年32円(前期20.50円)とし、2027年3月期は年35円を予定する。

売上高

7,496百万円

+23.8%

営業利益

1,370百万円

+47.2%

経常利益

1,383百万円

+48.0%

親会社株主に帰属する当期純利益

1,016百万円

+55.1%

年間配当

32円

前期20.50円

自己資本比率

77.6%

前期末75.3%

ハイライト

  • 売上高は7,496百万円(前期比+23.8%)、営業利益は1,370百万円(+47.2%)、経常利益は1,383百万円(+48.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,016百万円(+55.1%)。予想(売上高7,265百万円、営業利益1,285百万円)を上回った
  • 2023年10月から段階的に進めた課金体系の変更(登録人数課金への移行)が2025年4月に完了し、課金ID数の増加と売上の底上げに大きく寄与した。決算補足説明資料によると課金ID数は+23.8%
  • 全社横断的なAI活用で、売上原価と販管費の伸びを+19.5%に抑えた
  • 2025年4月に弥生へ「弥生勤怠 Next」、12月にミイダスへ「ミイダス 勤怠管理」としてOEM提供を始め、パートナーとの連携を広げた
  • 財政状態は、総資産6,788百万円、純資産5,270百万円、自己資本比率77.6%。有価証券などでの資金運用で投資CFは2,390百万円の支出となり、現金及び現金同等物は2,345百万円(前期末3,974百万円)
  • 配当は期末32円(配当性向30.2%)。2027年3月期は35円を予想。5月18日に決算補足説明資料の営業利益に関するコメント(その他費用の金額)を訂正した(決算短信の数値に影響はない)
  • 2027年3月期の予想は売上高8,569百万円(+14.3%)、営業利益1,537百万円(+12.2%)、経常利益1,547百万円(+11.8%)、純利益1,113百万円(+9.6%)

財政状態

総資産

6,788百万円

純資産

5,270百万円

自己資本比率

77.6%

ROE

21.0%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2027年3月期 通期予想8,569百万円+14.3%1,537百万円+12.2%1,547百万円+11.8%1,113百万円+9.6%

注目ポイント

課金体系の変更が完了し、売上は2割以上、営業利益は5割近く伸びた。AIの活用で費用の伸びを売上より低く抑え、利益率が大きく改善した。予想も上回り、配当は5割以上増やした。

販売面では、会計ソフトや採用支援、人材管理の各社への自社サービスのOEM提供が広がり、他社の顧客基盤を通じて利用者を増やす仕組みができつつある。

2027年3月期は増収率が14%に鈍化する計画だ。課金体系変更による押し上げ効果が一巡する中で、新規の利用者獲得をどこまで伸ばせるかが、成長の持続力を測る材料になる。

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出典:株式会社ヒューマンテクノロジーズ「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)/2026年3月期 決算補足説明資料/同 訂正(2026年5月18日)」(2026年5月15日開示)

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