決算ノート
6071東証婚活サービス(結婚相談所ネットワーク・直営店・マッチングアプリ)、ウエディング&フォト、K Village
上方修正

2026年12月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー

サマリー

結婚相談所のネットワークを運営するIBJ(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、フォトウエディングのデコルテ・ホールディングスの連結子会社化と既存事業の順調な推移で、売上高が前年同期比44.3%増の140億43百万円、営業利益が同38.7%増の24億87百万円となった。投資有価証券評価損5億15百万円などの特別損失を計上し、親会社株主に帰属する中間純利益は同13.0%増の12億38百万円。中間期の営業利益は期初の中間期予想(18億89百万円)を上回り、通期予想を営業利益46億47百万円(従来40億48百万円)に上方修正した。期末配当予想も19円(従来予想から6円増配)に引き上げ、累進配当を導入した。

売上高

14,043百万円

+44.3%

営業利益

2,487百万円

+38.7%

経常利益

2,422百万円

+36.0%

親会社株主に帰属する中間純利益

1,238百万円

+13.0%

IBJ加盟店の成婚組数(中間期)

5,712組

+12.1%

自己資本比率

31.8%

前期末31.3%

ハイライト

  • 売上高は14,043百万円(前年同期比+44.3%)、営業利益は2,487百万円(+38.7%)、経常利益は2,422百万円(+36.0%)。投資有価証券売却益247百万円を特別利益に、投資有価証券評価損515百万円を特別損失に計上し、親会社株主に帰属する中間純利益は1,238百万円(+13.0%)、1株当たり32.69円
  • 期初の中間期予想(売上高13,941百万円、営業利益1,889百万円、純利益1,051百万円)に対し、営業利益は31.7%、純利益は17.8%上回った(当社試算)
  • セグメント別の売上高と事業利益(営業利益+償却費など)は、加盟店事業1,984百万円(+11.7%)・1,413百万円(+20.0%)、直営店事業5,093百万円(+10.0%)・1,347百万円(+21.3%)、マッチング事業832百万円(+11.8%)・200百万円(+14.7%)、ライフデザイン事業685百万円(+19.9%)・204百万円(△16.0%)、K Village事業1,861百万円(+11.3%)・308百万円(+24.4%)、新設のウエディング&フォト事業3,585百万円(+965.2%)・921百万円(+1,058.9%)
  • 加盟店事業では、IBJプラットフォームの会員登録数109,712人(+12.1%)、お見合い件数297,080件(+14.3%)、成婚組数5,712組(+12.1%)、新規開業206件(+16.4%)。直営3ブランドの新規入会者は6,616人(+11.1%)。ウエディング事業の成約件数は504件(+67.4%)で、直営店や加盟相談所からデコルテ社への送客を本格化させた
  • 財政状態は、総資産34,536百万円(前期末比+2,012百万円)、純資産12,813百万円、自己資本比率31.8%(前期末31.3%)。現金及び預金が2,155百万円、短期借入金が1,550百万円増え、投資有価証券は827百万円減った。営業CFは2,374百万円の収入、現金及び現金同等物は7,121百万円
  • 【上方修正】通期予想を売上高28,905百万円(従来予想28,803百万円)、営業利益4,647百万円(同4,048百万円)、経常利益4,523百万円、純利益2,523百万円に引き上げた。中間期の進捗は売上高48.6%、営業利益53.5%、純利益49.1%(当社試算)
  • 【要確認】短信1ページ目の業績予想の表は「対前期増減率」と表示しているが、記載された率(売上高0.4%、営業利益14.8%など)は従来予想からの修正率と一致する(当社試算。決算説明資料では従来予想比として同じ率を記載)
  • 期末配当予想を19円に引き上げた(前期は10円)。決算説明資料によると、従来予想から6円の増配で、累進配当を導入した

財政状態

総資産

34,536百万円

純資産

12,813百万円

自己資本比率

31.8%

現金及び現金同等物

7,121百万円

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2026年12月期 通期予想(上方修正)28,905百万円(進捗48.6%)従来予想28,803百万円4,647百万円(進捗53.5%)従来予想4,048百万円4,523百万円(進捗53.5%)従来予想3,922百万円2,523百万円(進捗49.1%)従来予想2,335百万円

注目ポイント

結婚相談所のネットワークを運営する同社は、上期の売上高が4割以上伸び、営業利益も4割近く増えた。連結子会社化したフォトウエディングのデコルテ社が加わったうえ、相談所の会員数やお見合い件数、成婚数といった本業の指標もそろって1割以上伸びた。

営業利益は期初の上期予想を3割上回り、会社は通期予想を上方修正した。期末配当も従来予想から6円引き上げ、今後は減配しない累進配当を導入する。一方で、保有株の評価損5億円余りを計上し、最終利益の伸びは1割強にとどまった。

成婚した会員をウエディングや写真撮影へ送り込む仕組みが本格的に動き始めた。婚活から結婚後までを一貫して取り込む戦略が、下期にどこまで利益を積み上げるかが注目点となる。

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出典:株式会社IBJ「2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年8月14日開示)

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