7975東証スタンダード事務用品(ファイル・バインダー・収納用品など)、不動産賃貸
2027年2月期 中間期 決算サマリー顔マークの見方
サマリー
ファイルなど事務用品メーカーのリヒトラブの2027年2月期中間期(2026年3〜8月)は、推し活向け収納「myfa」や動物シリーズ「喫茶プニラボ」などの新製品を投入したものの、通販部門の売上が伸び悩み、売上高が前年同期比0.7%減の48億円となった。不動産賃貸事業の増益で、営業利益は23百万円(前年同期6百万円)に増えた。通期予想(営業利益80百万円)と年25円の配当予想は据え置いた。
売上高
4,846百万円
△0.7%営業利益
23百万円
+267.8%経常利益
63百万円
+40.9%親会社株主に帰属する中間純利益
35百万円
+7.3%自己資本比率
82.0%
前期末81.2%ハイライト
- 売上高は4,846百万円(前年同期比△0.7%)、営業利益は23百万円(+267.8%)、経常利益は63百万円(+40.9%)、親会社株主に帰属する中間純利益は35百万円(+7.3%)
- 事務用品等事業は新製品を積極的に投入したが、通販部門の売上が予想ほど進まず、わずかに減収。原材料価格の上昇や円安で生産コストが増え、減益となった
- 新製品は推し活収納の「myfa」シリーズ、昭和レトロな「喫茶プニラボ」、ペンケース「XCOA」、熱中症予防対策製品などが寄与した。「オープンリングノート」のミニサイズが日本文紙MESSE大賞2026のグランプリを受賞した
- 部門別売上高は、ファイル1,358百万円(+0.5%)、バインダー・クリヤーブック1,352百万円(+6.0%)など
- 不動産賃貸事業は、本社ビルや賃貸マンション・倉庫が安定した賃料収入を確保し、2025年5月に購入したマンションの税負担も減って増益となった
- 法人需要はペーパーレス化などで減る一方、デザイン性や機能性の高い文具を求める個人需要が広がっているとしている
- 通期予想は据え置き。売上高9,350百万円(前期比+2.5%)、営業利益80百万円(+122.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益80百万円(+19.3%)。配当は期末25円の予想
- 総資産は13,682百万円、純資産は11,225百万円、自己資本比率は82.0%
財政状態
総資産
13,682百万円
純資産
11,225百万円
自己資本比率
82.0%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年2月期 通期予想(据え置き) | 9,350百万円+2.5% | 80百万円+122.0% | 120百万円+5.2% | 80百万円+19.3% |
注目ポイント
会社向けの事務用品は、ペーパーレス化で需要が減り続けている。同社は推し活向けの収納グッズや、かわいいデザインのシリーズなど、個人の趣味に合わせた文具に力を入れているが、中間期は売上を伸ばしきれなかった。
営業利益は増えたものの、金額は23百万円と小さく、利益の多くは本社ビルなどの賃貸収入が支えている。文具事業そのものは、原材料高と円安で減益だった。
通期の営業利益予想は80百万円と、下期に積み上げる計画だ。個人向けの新製品を、利益の出る事業に育てられるかが課題になる。