9159東証ファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)」の企画・運営(TGCプロデュース領域)、企業・自治体向けのコンテンツプロデュース・ブランディング
増収増益
2026年6月期 通期 決算サマリー
サマリー
ファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)」を運営するW TOKYO(非連結)の2026年6月期(2025年7月〜2026年6月)は、TGCの東京・地方開催やプロモーション事業で売上高が前期比11.5%増の43億75百万円、営業利益が同13.4%増の3億98百万円となった。当期純利益は同45.5%増の2億51百万円。売上高は予想を上回ったが、大型案件の原価増と制作原価の上昇で、利益は予想(営業利益5億20百万円)に届かなかった。2027年6月期は東京近郊でのTGC2回開催を計画し、売上高40億9百万円、営業利益4億10百万円を見込む。
売上高
4,375百万円
+11.5%営業利益
398百万円
+13.4%経常利益
394百万円
+15.5%当期純利益
251百万円
+45.5%調整後営業利益
561百万円
+9.0%自己資本比率
58.9%
前期末60.8%ハイライト
- 売上高は4,375百万円(前期比+11.5%)、営業利益は398百万円(+13.4%)、経常利益は394百万円(+15.5%)、当期純利益は251百万円(+45.5%)。調整後営業利益は561百万円(+9.0%)
- 予想(売上高4,051百万円、営業利益520百万円、純利益333百万円)に対し、売上高は上回ったが、売上規模の大きい重点案件で原価が増え、制作原価の上昇も続いて利益は下回った。第3四半期累計の営業利益573百万円に対し、第4四半期は175百万円の営業損失となった計算(当社試算)
- TGCプロデュース領域は、2025年9月の東京開催や10月の北九州など地方開催、プロモーション事業で売上高3,442百万円(+14.8%)。コンテンツプロデュース・ブランディング領域は905百万円(+4.2%)
- 賃金のベースアップや中途採用の拡大など人的資本投資で販管費も増えた
- 財政状態は、総資産3,102百万円、純資産1,826百万円、自己資本比率58.9%。営業CFは343百万円の収入、現金及び現金同等物は2,044百万円
- 2027年6月期の予想は売上高4,009百万円(△8.4%)、営業利益410百万円(+3.0%)、当期純利益268百万円(+6.8%)。東京近郊でTGCを2回開催し、2026年7月の新潟などで地方開催を計画する。成長戦略としてTGCのブランド力強化、地方・海外開催、コンテンツプロデュース、Web3領域を掲げる
財政状態
総資産
3,102百万円
純資産
1,826百万円
自己資本比率
58.9%
現金及び現金同等物
2,044百万円
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年6月期 通期予想 | 4,009百万円△8.4% | 410百万円+3.0% | 407百万円+3.3% | 268百万円+6.8% |
注目ポイント
TGCの開催や企業のプロモーション事業で売上は1割以上伸び、予想も上回った。しかし、規模の大きい案件で原価がかさみ、制作費の上昇も続いたことで、利益は予想に届かなかった。第4四半期は大型イベントがなく、単独では赤字になった。
人気イベントのブランド力で売上を伸ばせても、制作コストの上昇をすべて価格に転嫁するのは難しいことが表れた形だ。人材への投資も利益を圧迫している。
2027年6月期は減収ながら小幅な増益を見込む。東京近郊での2回開催や地方開催で、採算の良い案件をどれだけ積み上げられるかが焦点になる。