9554東証デジタルマーケティング(ネット広告の運用・コンサルティング)
上方修正増収増益
2026年9月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー
サマリー
ネット広告の運用などデジタルマーケティングを手がけるAViC(連結)の2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)は、顧客の旺盛な需要に加え、2月から連結した株式会社Spicaの寄与で、売上高が前年同期比68.8%増の18億56百万円、営業利益が同39.4%増の4億75百万円、親会社株主に帰属する中間純利益が同31.1%増の3億24百万円となった。エンタープライズ顧客の獲得やSpicaの買収で期初計画を上回る見込みとして、通期予想を上方修正し、売上高を40億08百万円、営業利益を11億27百万円とした。
売上高
1,856百万円
+68.8%営業利益
475百万円
+39.4%経常利益
474百万円
+38.9%親会社株主に帰属する中間純利益
324百万円
+31.1%営業利益率
25.6%
前年同期30.9%(当社試算)自己資本比率
45.6%
前期末58.5%ハイライト
- 売上高は1,856百万円(前年同期比+68.8%)、営業利益は475百万円(+39.4%)で営業利益率は25.6%(前年同期30.9%、当社試算)。経常利益は474百万円(+38.9%)、親会社株主に帰属する中間純利益は324百万円(+31.1%)、1株当たり51.14円
- 当中間期から株式会社Spicaを連結子会社とした。決算説明資料によると、2026年2月から損益を連結しており、のれんなど無形固定資産の計上額は11.8億円、のれんの償却期間は11年。株式取得による支出は1,159百万円
- 【上方修正】通期予想を修正し、売上高4,008百万円(期初計画3,640百万円から+10.1%、前期比+49.5%)、営業利益1,127百万円(同984百万円から+14.5%、+55.6%)、経常利益1,126百万円(同972百万円から+15.8%)、純利益765百万円(同707百万円から+8.1%)とした。エンタープライズ顧客を中心とする新規顧客の継続的な獲得とSpicaのM&Aなどを理由に挙げる(決算説明資料)。中間期の進捗は売上高46.3%、営業利益42.1%(当社試算)
- 財政状態は、総資産5,841百万円(前期末比+1,851百万円)、純資産2,695百万円、自己資本比率45.6%(前期末58.5%)。のれんが1,140百万円増え、長期借入金も1,139百万円増えた
- 配当は無配を予想。デジタルマーケティング事業の単一セグメント
財政状態
総資産
5,841百万円
純資産
2,695百万円
自己資本比率
45.6%
のれん
1,677百万円
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年9月期 通期予想(上方修正) | 4,008百万円(進捗46.3%)+49.5% | 1,127百万円(進捗42.1%)+55.6% | 1,126百万円(進捗42.1%)+54.0% | 765百万円(進捗42.4%)+41.8% |
注目ポイント
ネット広告の運用を手がける同社は、上期の売上高が7割近く伸びた。既存事業の受注拡大に加え、2月から損益を取り込んだ買収先のSpicaも寄与した。利益率は前年より下がったものの、営業利益は4割増えた。
会社は通期予想を上方修正し、売上高を約40億円、営業利益を11億円強とした。大企業の新規顧客の獲得が続いていることと、Spicaの買収を理由に挙げている。
買収に伴いのれんは約17億円に増え、同じ期間に長期借入金も約11億円増えて、自己資本比率は4割台半ばに下がった。高い成長を続けながら、買収した会社の統合を進められるかが今後の焦点となる。