決算ノート
2975東証プライム中古マンションのリノベーション販売(リノベマンション事業)、インベストメント、アドバイザリー

2026年11月期 第3四半期 決算サマリー顔マークの見方

サマリー

中古マンションのリノベーション販売を手がけるスター・マイカ・ホールディングスの2026年11月期第3四半期累計(2025年12月〜2026年8月)は、入居中の物件(オーナーチェンジ物件)の出口の多様化や都市部での物件取得で販売戸数・価格・利益率がそろって上がり、売上高が前年同期比34.4%増の652億円、営業利益が67.4%増の97億円と、第3四半期累計として過去最高となった。一時的な金利スワップの評価益もあり、経常利益と純利益は5月の上方修正後予想をすでに上回ったが、予想は据え置いた。

売上高

65,228百万円

+34.4%

営業利益

9,768百万円

+67.4%

経常利益

8,893百万円

+78.0%

親会社株主に帰属する四半期純利益

6,079百万円

+77.3%

自己資本比率

28.3%

前期末25.6%

ハイライト

  • 売上高は65,228百万円(前年同期比+34.4%)、営業利益は9,768百万円(+67.4%)、経常利益は8,893百万円(+78.0%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6,079百万円(+77.3%)と、第3四半期累計として過去最高
  • リノベマンション事業は売上高62,560百万円(+33.0%)、営業利益8,740百万円(+61.6%)。販売売上は58,992百万円(+35.5%)、販売利益率は18.8%(+3.6pt)
  • アドバイザリー事業は大口の成功報酬などで売上高1,274百万円(+80.1%)、営業利益1,521百万円(+88.5%)。インベストメント事業は売上高1,393百万円(+79.5%)
  • 首都圏の中古マンション市場は、8月の成約件数が前年同月比10.5%減と5カ月連続で減り、成約価格も4カ月連続で下がった。在庫件数は8.2%増えた
  • 通期予想(5月13日に上方修正)は据え置き。売上高89,168百万円(前期比+28.9%)、営業利益10,449百万円(+42.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益6,030百万円(+44.1%)
  • 一時的な金利スワップの評価益などで、経常利益(進捗率101.4%)と当期純利益(同100.8%)は第3四半期までで通期予想を上回った。売上高の進捗率は73.2%
  • 配当は年51円(中間25.5円・期末25.5円)の予想で、前期は年37円
  • 総資産は145,224百万円(前期末115,462百万円)、純資産は41,212百万円、自己資本比率は28.3%

財政状態

総資産

145,224百万円

純資産

41,212百万円

自己資本比率

28.3%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2026年11月期 通期予想(据え置き)89,168百万円+28.9%10,449百万円+42.9%8,771百万円+42.5%6,030百万円+44.1%

注目ポイント

首都圏の中古マンション市場では成約件数が減り、価格も下がり始めているなかで、同社は販売戸数と利益率をともに伸ばした。入居中の物件を賃貸中のまま売るなど売り方を広げ、都市部の物件に絞って仕入れたことが効いている。

第3四半期までで、経常利益と純利益はすでに通期予想を上回った。ただし、そこには金利スワップの評価益という一時的な利益が含まれており、会社も市場環境を見極めたいとして予想を据え置いた。

中古マンション市場の減速がはっきりしてきたなかで、在庫を積み増している同社が販売のペースと利益率を保てるかが焦点になる。

出典:スター・マイカ・ホールディングス株式会社「2026年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)/決算説明資料(2026年9月30日)」(2026年9月30日開示)

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