決算ノート
3035東証スタンダードサプライ事業(リユーストナー・事務用品)、ITソリューション事業

2026年8月期 決算サマリー顔マークの見方

サマリー

リユーストナーや事務用品を扱うケイティケイの2026年8月期は、リユーストナーを中心とする自社製品の新規顧客獲得やPC販売の好調で、売上高が前期比6.7%増の201億円、営業利益が30.8%増の5億57百万円となり、売上高と各段階利益はいずれも過去最高を更新した。配当は年21円(前期17円)に増やした。2027年8月期は売上高1.0%増、営業利益9.3%増を見込み、配当は年22円の予想。

売上高

20,192百万円

+6.7%

営業利益

557百万円

+30.8%

経常利益

648百万円

+25.9%

親会社株主に帰属する当期純利益

489百万円

+47.4%

自己資本比率

48.1%

前期末48.0%

ハイライト

  • 売上高は20,192百万円(前期比+6.7%)、営業利益は557百万円(+30.8%)、経常利益は648百万円(+25.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益は489百万円(+47.4%)。売上高と各段階利益は過去最高
  • サプライ事業は売上高15,372百万円(+5.6%)、セグメント利益954百万円(+14.7%)。リユーストナー市場の業界再編が進むなかで新規顧客を獲得し、自社製品の販売を広げた。文具事務用品も堅調
  • ITソリューション事業は売上高4,820百万円(+10.2%)、セグメント利益220百万円(+37.2%)。PC販売が好調で、セキュリティ機器・サービスのクロスセルも進んだ
  • 営業キャッシュ・フローは1,020百万円の収入(前期264百万円)。現金及び現金同等物は2,961百万円
  • 配当は年21円(中間10円・期末11円)で、前期の年17円から増やした。配当性向は23.5%
  • 2027年8月期は売上高20,400百万円(+1.0%)、営業利益610百万円(+9.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益425百万円(△13.2%)を見込む。配当は年22円の予想
  • 中期経営計画「Growth Plan 2027」で、サプライ事業を基盤事業、ITソリューション事業を成長事業と位置づけている
  • 総資産は10,469百万円、純資産は5,030百万円、自己資本比率は48.1%

財政状態

総資産

10,469百万円

純資産

5,030百万円

自己資本比率

48.1%

現金及び現金同等物

2,961百万円

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2027年8月期 通期予想20,400百万円+1.0%610百万円+9.3%670百万円+3.3%425百万円△13.2%

注目ポイント

使用済みのトナーカートリッジを再生して販売する事業で新規顧客を増やし、売上・利益とも過去最高となった。企業のコスト削減や環境配慮の意識が追い風になっている。業界の再編で、取引先を切り替える企業を取り込めた面もある。

PCの買い替え需要でITソリューション事業も伸び、利益率が上がった。営業利益率はまだ2.8%と低いが、改善が続いている。

今期は営業増益を見込む一方、純利益は減益の予想だ。増配を続けるなかで、利益率の改善をどこまで進められるかが焦点になる。

出典:ケイティケイ株式会社「2026年8月期 決算短信〔日本基準〕(連結)/連結決算説明資料(2026年10月2日)」(2026年10月2日開示)

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