「IT」の決算サマリー(6件)
株式会社YE DIGITAL
2027年2月期 中間期
安川電機グループのIT企業、YE DIGITALの2027年2月期中間期(2026年3〜8月)は、物流DX事業で採算の良い案件の契約時期が想定より遅れたことや、大規模なERP案件の一巡で、売上高が前年同期比1.4%減の95億円、営業利益が11.7%減の5億68百万円となった。スマートシティ向けなどのIoTソリューション事業は21.5%の増収だった。売上が下期にずれ込む案件もあるとして、通期予想(営業利益22億円)と年30円の配当予想は据え置いた。
株式会社BlueMeme
2026年3月期
ローコード開発支援のBlueMemeは、特別調査委員会の調査で2020年3月期のソフトウェア取引に不正な財務報告が判明したことを受け、期末から半年遅れで2026年3月期決算を発表した。売上高は前期比39.5%増の32億円、営業利益は19.4%増の47百万円だったが、大型プロジェクトの品質問題に伴う受注損失引当金も計上した。過年度の決算を訂正した。2027年3月期は調査関連費用3億94百万円(概算)を見込み、4億円の最終赤字を予想する。
日本プロセス株式会社
2027年5月期 第1四半期
社会インフラ向けなどのソフトウェア開発を手がける日本プロセスの2027年5月期第1四半期(2026年6〜8月)は、制御システムや特定情報システム、組込システムが伸び、売上高が前年同期比8.6%増の29億円、営業利益が11.9%増の3億82百万円となった。自動車システムは減収減益だった。7月に883,000株の自己株式を取得した。通期予想(営業利益16億円、+10.3%)と年92円(特別配当を含む)の配当予想は据え置いた。
株式会社アエリア
2026年12月期 第2四半期(中間期)
スマホゲームなどのコンテンツ事業と不動産事業を手がけるアエリア(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、販売用不動産の販売が伸びた一方で既存ゲームの売上が減り、売上高は前年同期比1.8%増の84億43百万円にとどまった。建築資材などの原価高騰で不動産の利益率が下がり、営業利益は同21.0%減の3億34百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同31.8%減の1億77百万円。通期予想(営業利益9億円、+34.8%)は据え置き、中間期の営業利益の進捗は37.1%。
富士通株式会社
2027年3月期 第1四半期
富士通(IFRS)の2027年3月期第1四半期(4〜6月)は、事業モデル「Uvance」やシステムのモダナイゼーションを中心にサービスソリューションが伸び、売上収益が前年同期比3.9%増の7,793億円、営業利益が56.9%増の525億円となった。一時的な損益を除いた調整後営業利益は56.4%増の549億円。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期に新光電気工業の売却益を計上した反動で76.6%減の401億円だった。通期予想と年55円の配当予想は据え置いた。
日本電気株式会社
2027年3月期 第1四半期
NEC(IFRS)の2027年3月期第1四半期(4〜6月)は、国内ITサービスの収益性改善や航空宇宙・防衛の好調に加え、5月に米CSGを連結した効果で、売上収益が前年同期比14.5%増の8,198億円、営業利益が66.1%増の588億円となった。本業のもうけを示すNon-GAAP営業利益は747億円(+347億円)。第1四半期の進捗を踏まえ、通期予想を売上収益3兆5,400億円、Non-GAAP営業利益4,300億円に上方修正した(CSGの影響は上期決算で織り込む予定)。配当は年40円の予想を据え置いた。