決算ノート
9651東証スタンダード受託ソフトウェア開発(制御・自動車・特定情報・組込・産業ICTシステム)

2027年5月期 第1四半期 決算サマリー顔マークの見方

サマリー

社会インフラ向けなどのソフトウェア開発を手がける日本プロセスの2027年5月期第1四半期(2026年6〜8月)は、制御システムや特定情報システム、組込システムが伸び、売上高が前年同期比8.6%増の29億円、営業利益が11.9%増の3億82百万円となった。自動車システムは減収減益だった。7月に883,000株の自己株式を取得した。通期予想(営業利益16億円、+10.3%)と年92円(特別配当を含む)の配当予想は据え置いた。

売上高

2,989百万円

+8.6%

営業利益

382百万円

+11.9%

経常利益

389百万円

+9.8%

親会社株主に帰属する四半期純利益

285百万円

+8.8%

自己資本比率

88.1%

前期末79.7%

ハイライト

  • 売上高は2,989百万円(前年同期比+8.6%)、営業利益は382百万円(+11.9%)、経常利益は389百万円(+9.8%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は285百万円(+8.8%)
  • 制御システムは売上高525百万円(+32.1%)、セグメント利益148百万円(+56.4%)。特定情報システムは売上高522百万円(+21.5%)、組込システムは517百万円(+19.6%)
  • 自動車システムは売上高574百万円(△11.9%)、セグメント利益91百万円(△46.0%)と減収減益
  • 中期経営計画の目標(売上高120億円以上、営業利益12億円以上)は1年前倒しで達成済み。最終年の今期は次の中計への「準備の年」と位置づける
  • 2026年7月8日に883,000株の自己株式を取得した。総資産は11,256百万円(前期末14,594百万円)、純資産は9,916百万円(同11,626百万円)に減った
  • 通期予想は据え置き。売上高13,380百万円(前期比+10.4%)、営業利益1,665百万円(+10.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,235百万円(+8.5%)
  • 配当は年92円(中間46円・期末46円、それぞれ特別配当4円を含む)の予想。前期は年76円。連結配当性向66%を目標に累進配当を実施する
  • 自己資本比率は88.1%(前期末79.7%)

財政状態

総資産

11,256百万円

純資産

9,916百万円

自己資本比率

88.1%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2027年5月期 通期予想(据え置き)13,380百万円+10.4%1,665百万円+10.3%1,685百万円+10.5%1,235百万円+8.5%

注目ポイント

電力や交通などの制御システムや、官公庁向けの特定情報システムの開発が伸び、第1四半期は増収増益となった。一方、自動車向けは受注が減り、利益がほぼ半減した。

中期計画の目標はすでに1年前倒しで達成しており、会社は今期を次の計画への準備の年と位置づける。通期では売上・利益とも1割の伸びを見込んでいる。

7月には大規模な自己株式の取得を行い、配当も累進配当と特別配当で増やす予定だ。手厚い株主還元と成長投資をどう両立させるかが、次の中期計画の注目点になる。

出典:日本プロセス株式会社「2027年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年9月30日)」(2026年9月30日開示)

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