「自己株式取得」の決算サマリー(13件)
楽待株式会社
2026年7月期
不動産投資ポータルサイト「楽待」を運営する楽待の2026年7月期は、会員数・物件掲載数の増加を背景に営業収益が前期比14.5%増の 36億17百万円となり、営業利益は同23.0%増の18億99百万円(営業利益率52.5%)と高収益を維持した。経常利益・当期純利益も 20%超の増益で、期初予想を全ての利益段階で上回って着地した。年間配当は前期の10円から13円へ増配、来期は16円を予想し6期連続の 増配となる。約14億円の自己株式取得も実施した。YouTube登録者数は166万人(前期比+34.5%)に拡大し、タイアップ動画広告が新たな柱に育っている。
株式会社クラシコム
2026年7月期
「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコムの2026年7月期は、マーケティング投資の拡大でアプリ・会員基盤が伸び、売上高は 前期比21.9%増の103億46百万円と20期連続の増収となり、100億円を1年前倒しで突破した。営業利益は同40.3%増、親会社株主に 帰属する当期純利益は同44.6%増と大幅な増益で、いずれも業績予想を上回った。株主還元は今期の配当55円に続き、来期からは配当を 実施せず自己株式取得を中心とする方針に転換する。
株式会社タイミー
2027年4月期 第1四半期
単発の仕事と働き手をマッチングするスキマバイトサービス「タイミー」を運営するタイミーの2027年4月期第1四半期(2026年5〜7月)は、 売上高104億43百万円、営業利益19億37百万円、四半期純利益12億73百万円。流通総額は336億87百万円で、登録ワーカー数は1,472万人、 登録クライアント事業所数は48.8万拠点を超えた。決算期変更(10月期→4月期)で前年同期との期間が異なるため、前年同期比は開示されていない。 介護福祉が高成長する一方、物流業界は一部クライアントの取扱数量減少などの影響を受けた。通期予想は売上高476億〜488億円のレンジ形式で据え置き。
株式会社アイモバイル
2026年7月期
ふるさと納税事業「ふるなび」やインターネット広告を展開するアイモバイルの2026年7月期は、コンシューマ事業(ふるなび)が売上高195億38百万円(前期比+2.5%)、セグメント利益41億1百万円(同+2.0%)と過去最高を更新し、 連結売上高が同2.9%増の221億46百万円、営業利益が同1.1%増の41億77百万円、経常利益が同5.1%増の42億77百万円となった。一方、インターネット広告事業はアドネットワークの不振で利益が半減し、 法人税等調整額の増加などで親会社株主に帰属する当期純利益は同2.3%減の28億90百万円。資産・負債が急拡大し、預り金が110億円増えたことで自己資本比率は59.3%から47.0%に低下した。
株式会社アルチザネットワークス
2026年7月期
5G・次世代通信向けの測定器と受託テストサービスを手がけるアルチザネットワークスの2026年7月期は、顧客の新規投資減速や国内向け販売の不振で製品販売が減り、売上高が前期比6.8%減の24億99百万円と減収だった。 一方で固定費の削減で販管費が2億21百万円減り、営業利益は同34.0%増の1億55百万円、経常利益は同35.8%増の3億35百万円。前期にあった減損損失31百万円がなく税負担も軽くなり、親会社株主に帰属する当期純利益は同122.8%増の2億96百万円となった。 経常利益の約5割は受取利息及び配当金を中心とする営業外損益によるもの。来期は売上高+14.0%、営業利益+19.0%を予想する一方、経常・純利益は減益予想。
株式会社シーイーシー
2027年1月期 中間期
システム開発・インフラ構築やセキュリティサービスなどを手がけるシーイーシーの2027年1月期中間期は、官公庁向け大型案件やマイグレーションサービスが牽引して、 売上高が前年同期比13.7%増の350億80百万円、営業利益が同20.5%増の41億60百万円、親会社株主に帰属する中間純利益が同20.9%増の28億83百万円と2桁の増収増益となった。 通期予想は2026年8月に上方修正済みで、中間期の進捗は営業利益で50.0%。一方、受注高は前年同期比91.0%、受注残高は同95.3%と減少しており、 会社は前年同期の官公庁向け大型案件の反動と説明している。
株式会社pluszero
2026年10月期 第3四半期
AIを中心にIT・ハードウェアを組み合わせたソリューションを提供するpluszero(非連結)の2026年10月期第3四半期累計(2025年11月〜2026年7月)は、製造業・情報通信業向けのプロジェクト型の契約単価が上がり、売上高が前年同期比17.0%増の13億61百万円、営業利益が同29.4%増の5億9百万円、四半期純利益が同29.3%増の3億24百万円と増収増益となった。 売上総利益率は58.0%から61.5%へ上昇。研究開発中の「仮想人材派遣」の中核技術の一部を、将来の収益獲得が確実になったとして資産計上している。 2026年3月に自己株式88,800株(約2億円)を取得。通期予想は据え置きで、累計の進捗は約68%、第4四半期の売上高は前年同期の約1.7倍が必要となる計算。
株式会社あさくま
2027年1月期 中間期
「ステーキのあさくま」を展開するあさくま(非連結)の2027年1月期中間期は、既存店売上高が前年同期比115.8%と好調で、新規出店の効果も加わり、売上高が前年同期比27.2%増の58億59百万円と大幅に増えた。 一方、新規出店・改装・修繕のコストが先行し、営業利益は同6.1%減の1億68百万円、中間純利益は前年同期に法人税等の還付があった反動もあり同26.3%減の92百万円と減益。 自己株式の取得(4億36百万円)で現金が減り、自己資本比率は66.6%。通期予想(営業利益6億60百万円、+27.3%)は据え置きで、8月までの累計は売上・利益とも計画を上回るとしている。
アイダエンジニアリング株式会社
2027年3月期 第1四半期
プレス機械メーカーのアイダエンジニアリング(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、高速プレス機の売上減で売上高が前年同期比17.3%減の153億47百万円、営業利益が同63.9%減の4億57百万円と大幅な減収減益だった。一方、受注高は大型プレス機の増加で同44.2%増の205億12百万円、受注残高は前年度末比8.8%増の635億60百万円に積み上がった。通期予想は据え置き、7月には上限30億円の自己株式取得・消却を決議した。
株式会社カウリス
2026年12月期 第2四半期(中間期)
金融機関向けの不正アクセス検知サービス「Fraud Alert」を提供するカウリス(非連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、新規顧客の獲得とアップセル・クロスセルが順調で売上高が前年同期比21.8%増の8億16百万円、営業利益が同27.0%増の2億83百万円となった。同日、売上の上振れと採用の後ずれによる費用の未消化で、通期の営業利益予想を4億11百万円から5億32百万円に、純利益予想を2億82百万円から3億46百万円に引き上げた。
第一カッター興業株式会社
2026年6月期 通期
コンクリートの切断・穿孔工事を手がける第一カッター興業(連結)の2026年6月期(2025年7月〜2026年6月)は、高速道路リニューアル工事の受注減で売上高が前期比0.7%減の200億89百万円、販管費の増加で営業利益は同0.1%減の16億45百万円と横ばいだった。投資有価証券売却益の計上で、親会社株主に帰属する当期純利益は同20.5%増の16億円。第3四半期までの累計(17億74百万円)から第4四半期は営業赤字となり(当社試算)、営業利益は2月に上方修正した予想(19億25百万円)を14.5%下回った(当社試算)。期末配当は40円から45円に増やし、最大10億円の自社株買いも決めた。
株式会社オロ
2026年12月期 第2四半期(中間期)
クラウドERP「ZAC」を主力とするオロ(連結、IFRS)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、売上収益が前年同期比17.0%増の45億52百万円、営業利益が同17.3%増の14億10百万円、親会社の所有者に帰属する中間利益が同33.0%増の10億3百万円となった。上期計画に対しては売上収益が2.2%下回った一方、営業利益は1.9%上回った。中間配当は25円を実施し、通期予想は据え置いた。
株式会社オロ
2026年12月期 第1四半期
クラウドERP「ZAC」を主力とするオロ(連結、IFRS)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、ZACが安定的に伸び、マーケティングソリューション事業も計画を上回り、売上収益が前年同期比18.7%増の23億50百万円、営業利益が同22.3%増の8億12百万円となった。前年同期に計上した金融費用がなくなり、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同41.4%増の5億78百万円。通期予想は据え置き、上限10億円の自社株買いを進めている。