3377東証スタンダード中古バイクの買取・販売(リテール、ホールセール)
2026年11月期 第3四半期 決算サマリー顔マークの見方
サマリー
中古バイク買取・販売のバイク王&カンパニーの2026年11月期第3四半期累計(2025年12月〜2026年8月)は、業者向けオークションの相場が堅調でホールセールの単価が上がり、売上高が前年同期比2.5%増の291億円、営業利益が60.1%増の8億38百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は119.8%増の7億93百万円。9月30日に通期予想を上方修正しており、営業利益は8億60百万円(前期比+46.8%)を見込む。
売上高
29,124百万円
+2.5%営業利益
838百万円
+60.1%経常利益
1,100百万円
+57.4%親会社株主に帰属する四半期純利益
793百万円
+119.8%自己資本比率
60.3%
前期末53.8%ハイライト
- 売上高は29,124百万円(前年同期比+2.5%)、営業利益は838百万円(+60.1%)、経常利益は1,100百万円(+57.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は793百万円(+119.8%)
- バイク事業全体の販売台数は前年同期並み。車輌売上単価(1台当たりの売上高)は前年同期比+3.1%で、平均粗利額(1台当たりの粗利額)も前年同期を上回り、増収・売上総利益の増益となった
- ホールセール(業者向け販売)は、オークション相場が高水準で推移し、良質な車輌の仕入も進んで売上単価が上がった。原価率の改善も進み、平均粗利額は前年同期を大幅に上回った。増収の内訳は単価要因が643百万円、台数要因が77百万円
- リテール(小売)は、在庫管理体制の高度化で在庫回転率が向上した。販売台数は前年同期並みで、売上単価と平均粗利額は前年同期をやや上回った。増収の内訳は単価要因が193百万円、台数要因が18百万円
- 仕入面では、テレビCMの刷新などで問い合わせが前年同期を上回り、買取成約率も改善傾向となった。仕入台数は前年同期並みの水準まで回復した
- 通期予想は9月30日に上方修正済みで、今回は変更なし。売上高は38,700百万円から38,800百万円、営業利益は710百万円から860百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は570百万円から750百万円に引き上げた
- 第3四半期累計の営業利益は、修正後の通期予想の97%(当社試算)にあたる。配当は年11円(中間5.5円・期末5.5円)の予想を据え置いた
- 総資産は12,760百万円、純資産は7,696百万円、自己資本比率は60.3%
財政状態
総資産
12,760百万円
純資産
7,696百万円
自己資本比率
60.3%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年11月期 通期予想(9月30日に上方修正、今回は変更なし) | 38,800百万円+0.6% | 860百万円+46.8% | 1,150百万円+38.6% | 750百万円+129.2% |
注目ポイント
売上の伸びは2.5%と小さいが、営業利益は6割増えた。買い取ったバイクを業者向けオークションで売るホールセールで、相場が高水準で推移して1台あたりの売値が上がり、原価率の改善も進んで1台あたりの粗利が大きく増えた。課題だった仕入台数も、前年同期並みまで回復している。
会社は9月末に通期予想を引き上げた。それでも、第3四半期までの営業利益はすでに通期予想の97%(当社試算)に達しており、残り3カ月の利益はごくわずかという計算になる。
オークション相場という外部の要因に利益が左右されやすい事業で、相場の高さが続くかが焦点になる。