「上方修正」の決算サマリー(22件)
tripla株式会社
2026年10月期 第3四半期
宿泊施設向け予約エンジン「tripla Book」等を展開するtriplaの2026年10月期第3四半期累計は、近隣国からのインバウンド 個人旅行客の活況でGMVが伸び、tripla Bookの従量収益の手数料率(take rate)も過去最高の1.65%に達した。 営業収益は前年同期比43.2%増の26億13百万円、営業利益は同133.7%増の7億58百万円と大幅な増収増益で、 通期業績予想を今期2度目の上方修正とした。
株式会社ギフトホールディングス
2026年10月期 第3四半期
横浜家系ラーメン「町田商店」やガッツリ系「豚山」などを展開するギフトホールディングスの2026年10月期第3四半期累計は、 既存店の好調と新店の出店効果で売上高が前年同期比23.6%増の322億70百万円、営業利益が同56.5%増の37億18百万円と大幅な増収増益。 食材調達の見直しや製造効率の向上で売上総利益率も改善し、営業利益率は11.5%となった。通期予想は8月に3度目の上方修正を行ったばかりで据え置き、 期末配当予想も増額している。
株式会社グリーンエナジー&カンパニー
2027年4月期 第1四半期
太陽光発電・蓄電池などのクリーンエネルギー事業、住宅・不動産事業、系統用蓄電池事業を手がけるグリーンエナジー&カンパニー(連結)の2027年4月期第1四半期(2026年5〜7月)は、売上高が前年同期比69.9%増の47億71百万円、営業利益が5億10百万円(前年同期は5百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益が2億96百万円(同10百万円の損失)と、大幅な増収増益となった。 売上総利益率が22.4%から27.0%に上がった。一方、仕掛品と前渡金の増加を短期借入金の増加(約34億円)で賄い、自己資本比率は34.3%から28.3%に低下した。 第2四半期累計・通期の業績予想は上方修正されたが、修正前の数値は短信にない。第1四半期の営業利益は累計予想の6割強に達している。
株式会社きんえい
2027年1月期 中間期
大阪・あべの地区で映画館「あべのアポロシネマ」を運営し、「きんえいアポロビル」などのビル賃貸も手がけるきんえい(非連結)の2027年1月期中間期は、前年に大ヒットした映画の反動で映画部門が減収となり、ビルの大型テナント退去も響いて、売上高が前年同期比3.8%減の18億5百万円、営業利益が同30.2%減の1億24百万円、中間純利益が同35.6%減の82百万円と減収減益となった。 通期予想は、2026年3月公表の予想から売上高を1億30百万円、営業利益・経常利益を35百万円、当期純利益を30百万円それぞれ増額した。ただし、短信の表紙には「予想の修正 無」とあり、本文と食い違っている。
ダイドーグループホールディングス株式会社
2027年1月期 第2四半期(中間期)
自販機飲料を主力とするダイドーグループホールディングス(連結)の2027年1月期中間期(2026年1月21日〜7月20日)は、トルコ飲料事業が好調で売上高が前年同期比2.0%増の1,200億57百万円、営業利益は同4.9倍の67億44百万円となった。国内飲料事業は自販機台数の減少で減収ながら、前期の減損に伴う減価償却費の減少などで黒字に転換した。親会社株主に帰属する中間純利益は28億円(前年同期は13億61百万円の損失)。通期予想を上方修正し、営業利益を105億円から123億円、純利益を50億円から60億円に引き上げた。
株式会社カウリス
2026年12月期 第2四半期(中間期)
金融機関向けの不正アクセス検知サービス「Fraud Alert」を提供するカウリス(非連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、新規顧客の獲得とアップセル・クロスセルが順調で売上高が前年同期比21.8%増の8億16百万円、営業利益が同27.0%増の2億83百万円となった。同日、売上の上振れと採用の後ずれによる費用の未消化で、通期の営業利益予想を4億11百万円から5億32百万円に、純利益予想を2億82百万円から3億46百万円に引き上げた。
Hmcomm株式会社
2026年12月期 第2四半期(中間期)
音声認識などのAIを手がけるHmcomm(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、売上高6億24百万円、営業利益13百万円、経常利益16百万円となり、税金費用の計上で親会社株主に帰属する中間純損失は6百万円となった。2026年5月にシステム開発のコラボテクノを子会社化し、中間期から連結決算に移行したため前年同期との比較はない。7月に中間期予想を営業損失29百万円から営業利益2百万円に上方修正しており、実績はこれを上回った。通期の連結予想は売上高14億50百万円、営業利益1億1百万円(従来の単体予想56百万円)とした。
アステリア株式会社
2027年3月期 第1四半期
データ連携ソフト「ASTERIA Warp」などを手がけるアステリア(連結、IFRS)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、サブスクリプション売上の伸びで売上収益が前年同期比7.0%増の8億24百万円となった。投資事業で保有するSpaceX社株式の一部売却益と評価益を計上し、営業利益は同7.9倍の24億51百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同7.4倍の17億33百万円と大幅な増益。同日、通期の営業利益予想を10億円から15億円に上方修正したが、第1四半期の営業利益はすでにそれを上回っている。
株式会社イノベーション
2027年3月期 第1四半期
法人営業・マーケティング支援のイノベーション(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、収益性重視の運営で売上高が前年同期比7.5%減の14億72百万円となった一方、全社的な原価・販管費の削減で営業利益9百万円(前年同期は1億86百万円の損失)と黒字に転じた。親会社株主に帰属する四半期純損失は53百万円(前年同期は1億86百万円の損失)。子会社シャノンの収益改善と繰延税金資産の計上を理由に、通期の営業利益予想を1億30百万円から2億80百万円に、純利益予想を25百万円から2億20百万円に引き上げた。
株式会社シャノン
2026年12月期 第2四半期(中間期)
マーケティングオートメーション(MA)ツールを提供するシャノン(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、売上高が14億41百万円、営業利益が3億11百万円となった。繰延税金資産の計上に伴う法人税等調整額(利益)1億19百万円が加わり、親会社株主に帰属する中間純利益は3億96百万円。費用削減が想定以上に進んだとして、通期の営業利益予想を3億50百万円から5億円に、純利益予想を2億89百万円から6億円に引き上げた。
日本精蝋株式会社
2026年12月期 第2四半期(中間期)
石油ワックスを製造する日本精蝋(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、中東情勢の緊迫化による原材料価格の高騰に合わせて販売価格を改定(サーチャージ制度を導入)し、売上高が前年同期比5.9%増の99億54百万円となった。値上がり前に購入した原材料を使ったことで原価の上昇が遅れ、営業利益は同3.3倍の17億23百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同4.3倍の11億56百万円となった。通期予想を上方修正し、営業利益を18億円から31億円、純利益を8億円から20億円とした。会社は、原材料価格が下がる局面では今回の増益分の反動減が生じる見込みとしている。
株式会社IBJ
2026年12月期 第2四半期(中間期)
結婚相談所のネットワークを運営するIBJ(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、フォトウエディングのデコルテ・ホールディングスの連結子会社化と既存事業の順調な推移で、売上高が前年同期比44.3%増の140億43百万円、営業利益が同38.7%増の24億87百万円となった。投資有価証券評価損5億15百万円などの特別損失を計上し、親会社株主に帰属する中間純利益は同13.0%増の12億38百万円。中間期の営業利益は期初の中間期予想(18億89百万円)を上回り、通期予想を営業利益46億47百万円(従来40億48百万円)に上方修正した。期末配当予想も19円(従来予想から6円増配)に引き上げ、累進配当を導入した。
株式会社エアトリ
2026年9月期 第3四半期
旅行予約サイト「エアトリ」を運営するエアトリ(連結・IFRS)の2026年9月期第3四半期累計(2025年10月〜2026年6月)は、IT開発事業の大幅増収やエアトリ経済圏その他事業の伸びで、売上収益が前年同期比35.4%増の271億26百万円、営業利益が同18.0%増の31億70百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同34.7%増の21億84百万円となった。営業利益は短信時点の通期予想(15億円)の2倍を超えた。会社は9月9日に通期予想を営業利益30億円に再修正し、期末配当を160円(前期10円)に大幅に増やすと発表したが、修正後の予想も第3四半期までの実績を下回っている。
アライドテレシスホールディングス株式会社
2026年12月期 第2四半期(中間期)
ネットワーク機器のアライドテレシスホールディングス(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、米州の事業譲渡による減収とEMEAの減収で売上高が前年同期比1.0%減の234億88百万円、人件費の増加や円安に伴う費用負担で営業利益が同14.0%減の11億61百万円となった。為替差益の計上で、親会社株主に帰属する中間純利益は同84.6%増の9億62百万円。米州の事業譲渡益の計上を見込み、通期の純利益予想を21億円から29億円に引き上げた。
株式会社アシックス
2026年12月期 第2四半期(中間期)
アシックス(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、全カテゴリー・全地域で増収増益となり、売上高が前年同期比32.7%増の5,344億83百万円と中間期で初めて5,000億円を超えた。営業利益は同48.5%増の1,204億86百万円、営業利益率は22.5%でいずれも過去最高。スポーツスタイルが83.0%増収、オニツカタイガーが35.9%増収と伸びた。通期予想を上方修正し、売上高は9,500億円から1兆500億円、営業利益は1,710億円から1,950億円とした。年間配当予想も38円から44円に引き上げた。
株式会社グラッドキューブ
2026年12月期 第2四半期(中間期)
ネット広告運用やサイト解析ツール「SiTest」を手がけるグラッドキューブ(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、売上高9億31百万円、営業利益31百万円、親会社株主に帰属する中間純利益34百万円となった。2025年12月期から連結決算に移行したため、前年同期との比較はない。マーケティングDX事業が3億2百万円のセグメント利益を上げる一方、競馬予想AI「SPAIA」などのテクノロジー事業は1億55百万円の損失。8月7日に通期予想を上方修正し、営業利益を3百万円から47百万円に引き上げた。
株式会社エアトリ
2026年9月期 第2四半期(中間期)
旅行予約サイト「エアトリ」を運営するエアトリ(連結・IFRS)の2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)は、IT開発事業の大幅増収やインバウンド事業の伸びで、売上収益が前年同期比35.5%増の177億39百万円、営業利益が同63.2%増の25億5百万円、親会社の所有者に帰属する中間利益が同2.1倍の18億67百万円となった。同日、通期予想を上方修正し、営業利益を10億円から15億円としたが、中間期の営業利益はすでに修正後の通期予想を約10億円上回っている。会社は期首時点から成長投資やM&A・資本業務提携を見込んだ予想としている。
株式会社荏原製作所
2026年12月期 第1四半期
ポンプや半導体製造装置を手がける荏原製作所(連結、IFRS)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、AI向け需要で精密・電子の受注が倍増し、受注高が前年同期比62.6%増の3,249億円となった。売上収益は同15.8%増の2,463億円、営業利益は同18.4%増の267億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同16.0%増の183億円で、いずれも第1四半期として過去最高。持分法適用会社の水ingの株式譲渡益を見込み、通期の当期利益予想を866億円から995億円に引き上げた。
株式会社AViC
2026年9月期 第2四半期(中間期)
ネット広告の運用などデジタルマーケティングを手がけるAViC(連結)の2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)は、顧客の旺盛な需要に加え、2月から連結した株式会社Spicaの寄与で、売上高が前年同期比68.8%増の18億56百万円、営業利益が同39.4%増の4億75百万円、親会社株主に帰属する中間純利益が同31.1%増の3億24百万円となった。エンタープライズ顧客の獲得やSpicaの買収で期初計画を上回る見込みとして、通期予想を上方修正し、売上高を40億08百万円、営業利益を11億27百万円とした。
第一カッター興業株式会社
2026年6月期 第2四半期(中間期)
コンクリートの切断・穿孔工事を手がける第一カッター興業(連結)の2026年6月期中間期(2025年7〜12月)は、公共・民間工事が堅調で売上高が前年同期比1.1%増の108億93百万円、外注加工費などの抑制で営業利益は同16.1%増の13億95百万円となった。投資有価証券売却益3億36百万円も加わり、親会社株主に帰属する中間純利益は同45.9%増の12億13百万円。同日、通期の営業利益予想を18億円から19億25百万円に、純利益予想を12億90百万円から16億43百万円に引き上げた。
株式会社いつも
2026年3月期 第3四半期
ブランド・メーカーのEC事業を支援する、いつも(連結)の2026年3月期第3四半期累計(2025年4〜12月)は、協業ブランドパートナーの新ブランドが大きく伸び、売上高が前年同期比27.5%増の130億22百万円となった。営業利益は1億25百万円(前年同期は9百万円の損失)と黒字に転じたが、税金費用がかさみ、親会社株主に帰属する四半期純損失は7百万円(前年同期は72百万円の損失)。同日、通期の売上高予想を150億42百万円から170億44百万円に引き上げたが、利益予想はソーシャルコマースへの先行投資を優先するとして据え置いた。
OUGホールディングス株式会社
2026年3月期 第3四半期
水産物卸のOUGホールディングス(連結)の2026年3月期第3四半期累計(2025年4〜12月)は、販売単価の上昇で売上高が前年同期比3.1%増の2,758億28百万円となった。荷受・卸売の主力2事業は物流費など販管費の増加で減益だったが、養殖ブリの相場が高値で推移した養殖事業が大きく改善し、営業利益は同23.0%増の52億93百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同12.7%増の43億5百万円。同日、通期の営業利益予想を46億円から54億円に引き上げ、期末配当予想を102円から109円に増やした。