決算ノート
9561東証マーケティングDX(ネット広告運用・サイト解析SaaS「SiTest」)、テクノロジー(競馬予想AI「SPAIA」など)
上方修正

2026年12月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー

サマリー

ネット広告運用やサイト解析ツール「SiTest」を手がけるグラッドキューブ(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、売上高9億31百万円、営業利益31百万円、親会社株主に帰属する中間純利益34百万円となった。2025年12月期から連結決算に移行したため、前年同期との比較はない。マーケティングDX事業が3億2百万円のセグメント利益を上げる一方、競馬予想AI「SPAIA」などのテクノロジー事業は1億55百万円の損失。8月7日に通期予想を上方修正し、営業利益を3百万円から47百万円に引き上げた。

売上高

931百万円

営業利益

31百万円

経常利益

32百万円

親会社株主に帰属する中間純利益

34百万円

マーケティングDX事業 セグメント利益

302百万円

自己資本比率

35.7%

前期末33.0%

ハイライト

  • 売上高は931百万円、売上総利益は662百万円、営業利益は31百万円、経常利益は32百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は34百万円(1株当たり4.03円)。2025年12月期から連結財務諸表を作成しているため、前年同期との比較は開示されていない
  • マーケティングDX事業は売上高835百万円、セグメント利益302百万円。ネット広告では既存顧客からの継続発注や大手代理店などとの協業で受注を進め、マーケティング責任者向けメディア「INSIGHT CUBE」を公開した。SiTestでは「SiTest AIコンシェルジュ」やLP・サイト制作の「Gen Site」の提供を始めた
  • テクノロジー事業は売上高96百万円、セグメント損失155百万円。SPAIA競馬の公式YouTubeチャンネルの登録者が10万人を超え、米国子会社はブランド名を「RYUMA」に刷新して海外VCなどとの資本提携や資金調達に向けた取り組みを始めた。AIアバター動画の「AvaTwin」ではAIチャットボットの提供を始めた
  • 財政状態は、総資産2,114百万円(前期末比△59百万円)、純資産755百万円、自己資本比率35.7%(前期末33.0%)。長期借入金の返済などで負債は98百万円減った。営業CFは142百万円の収入、現金及び現金同等物は1,360百万円
  • 【上方修正】2026年8月7日に通期予想を修正し、売上高1,817百万円(前回予想1,762百万円、前期比+3.5%)、営業利益47百万円(同3百万円)、経常利益50百万円(同29百万円)、純利益50百万円(同28百万円)とした。中間期の進捗は売上高51.2%、営業利益66.0%、純利益68.0%(当社試算)
  • 配当は無配を予想

財政状態

総資産

2,114百万円

純資産

755百万円

自己資本比率

35.7%

現金及び現金同等物

1,360百万円

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2026年12月期 通期予想(2026年8月7日上方修正)1,817百万円(進捗51.2%)+3.5%47百万円(進捗66.0%)50百万円(進捗64.0%)50百万円(進捗68.0%)

注目ポイント

ネット広告の運用代行やサイト解析ツールを手がける同社は、上期に3千万円強の営業利益を確保し、8月に通期予想を上方修正した。営業利益の予想は3百万円から47百万円へと大きく引き上げられた。

稼ぎ頭は広告運用とSiTestを含むマーケティングDX事業で、3億円の利益を上げた。一方、競馬予想AIのSPAIAなどのテクノロジー事業は1億5千万円余りの赤字で、全社の利益を大きく押し下げている。米国ではブランドを刷新し、外部からの資金調達に向けた動きを始めた。

通期予想に対する上期の営業利益の進捗は6割台(当社試算)。先行投資が続くテクノロジー事業の赤字をどこまで抑えられるかが、利益水準を左右する。

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出典:株式会社グラッドキューブ「2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年8月14日開示)

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