決算ノート
9561東証マーケティングDX(ネット広告運用・サイト解析SaaS「SiTest」)、テクノロジー(競馬予想AI「SPAIA」など)

2025年12月期 通期 決算サマリー

サマリー

ネット広告運用やサイト解析ツールを手がけるグラッドキューブ(連結)の2025年12月期(2025年1〜12月)は、売上高17億55百万円、営業損失33百万円、親会社株主に帰属する当期純損失31百万円となった。今期から連結財務諸表を作成しており、前期との比較はない。マーケティングDX事業は5億28百万円のセグメント利益を上げたが、米国で競馬予想システムを開発する新子会社の先行投資などでテクノロジー事業が3億08百万円の損失となった。今期は営業利益3百万円と小幅な黒字を見込む。

売上高

1,755百万円

営業利益赤字

△33百万円

経常利益赤字

△37百万円

親会社株主に帰属する当期純利益赤字

△31百万円

マーケティングDX事業 セグメント利益

528百万円

自己資本比率

33.0%

ハイライト

  • 売上高は1,755百万円、売上総利益は1,233百万円、営業損失は33百万円、経常損失は37百万円、親会社株主に帰属する当期純損失は31百万円(1株当たり△3.76円)。当期から連結財務諸表を作成しているため、前期の数値と比較は開示されていない
  • マーケティングDX事業は売上高1,496百万円、セグメント利益528百万円。サイト解析SaaS「SiTest」を起点に広告やクリエイティブへのクロスセルを進め、AI診断やAIアバターによる接客機能を追加した。生成AI時代の検索変化に対応するサイト解析サービス「LLMOA」も始めた
  • テクノロジー事業は売上高259百万円、セグメント損失308百万円。2025年5月に米国デラウェア州に設立した子会社SPAIA, Inc.が米国競馬予想システム(STABLE GENIUS)の開発段階にあり、売上計上前の先行投資コストが発生した。SPAIA全体の会員数は152,393人(前年比+14,020人)
  • 財政状態は、総資産2,174百万円、純資産717百万円、自己資本比率33.0%。現金及び預金は1,370百万円、長期借入金(1年内返済分を含む)は586百万円。営業CFは24百万円の支出
  • 2026年12月期の予想は売上高1,762百万円(+0.4%)、営業利益3百万円、経常利益29百万円、純利益28百万円と、小幅な黒字転換を見込む。年次で業務管理を行っているため、第2四半期累計の予想は開示していない
  • 配当は前期・今期とも無配(予想)

財政状態

総資産

2,174百万円

純資産

717百万円

自己資本比率

33.0%

現金及び現金同等物

1,370百万円

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2026年12月期 通期予想1,762百万円+0.4%3百万円29百万円28百万円

注目ポイント

ネット広告とサイト解析ツールを組み合わせたマーケティングDX事業は、5億円強のセグメント利益を稼ぐ安定した柱になっている。一方で、競馬予想AIなどのテクノロジー事業は3億円の赤字で、全社では小幅な営業赤字となった。

テクノロジー事業の赤字には、2025年5月に米国で設立した子会社が競馬予想システムを開発している段階で、まだ売上がない先行投資が含まれる。

今期は売上高がほぼ横ばいのなか、営業損益はわずかな黒字を見込む。米国事業がいつ売上を生み始めるか、広告・SaaS事業の利益でその投資を支えきれるかが焦点となる。

この銘柄の他の決算

9561の決算サマリー一覧へ

出典:株式会社グラッドキューブ「2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年2月13日開示)

この要約は運営者が原資料をもとに作成したものです。内容の正確性を保証するものではなく、投資判断は必ず原資料をご確認のうえご自身の責任で行ってください。本サイトの内容は投資勧誘を目的としたものではありません。