9561東証マーケティングDX(ネット広告運用・サイト解析SaaS「SiTest」)、テクノロジー(競馬予想AI「SPAIA」など)
2026年12月期 第1四半期 決算サマリー
サマリー
ネット広告運用やサイト解析ツールを手がけるグラッドキューブ(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、売上高5億02百万円、営業利益36百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益40百万円となった。マーケティングDX事業が1億74百万円のセグメント利益を上げ、テクノロジー事業の損失(78百万円)を吸収した。前期から連結決算に移行したため前年同期との比較はない。通期予想(営業利益3百万円)に対し、第1四半期で営業利益36百万円を計上したが、予想は据え置いた。
売上高
502百万円
営業利益
36百万円
経常利益
38百万円
親会社株主に帰属する四半期純利益
40百万円
マーケティングDX事業 セグメント利益
174百万円
自己資本比率
34.1%
前期末33.0%ハイライト
- 売上高は502百万円、売上総利益は330百万円(売上総利益率65.7%、当社試算)、営業利益は36百万円、経常利益は38百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は40百万円(1株当たり4.78円)。2025年12月期から連結財務諸表を作成しているため、前年同期との比較は開示されていない
- マーケティングDX事業は売上高449百万円、セグメント利益174百万円。大手代理店やツールベンダーなど協業パートナーとの連携で案件を受注し、動画制作からSNS運用まで一貫して支援する体制を整えた。サイト解析SaaS「SiTest」では生成AIでサイト改修案を自動提示するAI診断(β版)の提供を始めた
- テクノロジー事業は売上高52百万円、セグメント損失78百万円。競馬予想AIのデータ解析精度とUI/UXの改善を続け、IR・人事向けAIソリューション「Ava Twin」の展開にも注力した
- 【要確認】短信本文はSPAIA全体の会員数を150,437人と記載しているが、この数値は2025年12月期第3四半期の短信の記載と同一で、2025年12月期決算短信で示された期末の会員数(152,393人)を下回る。記載の誤りの可能性があり、記事では会員数の増減を評価していない
- 財政状態は、総資産2,222百万円(前期末比+48百万円)、純資産757百万円、自己資本比率34.1%(前期末33.0%)
- 通期予想(2026年2月13日公表)は修正なし。売上高1,762百万円(前期比+0.4%)、営業利益3百万円、経常利益29百万円、純利益28百万円。第1四半期の売上高進捗は28.5%(当社試算)で、営業利益は第1四半期だけで通期予想を上回っている
- 配当は無配を予想
財政状態
総資産
2,222百万円
純資産
757百万円
自己資本比率
34.1%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年12月期 通期予想(修正なし) | 1,762百万円(進捗28.5%)+0.4% | 3百万円 | 29百万円 | 28百万円 |
注目ポイント
ネット広告とサイト解析ツールのマーケティングDX事業が好調を保ち、第1四半期は全社で営業黒字を確保した。競馬予想AIなどのテクノロジー事業は8千万円近い赤字が続くが、マーケティングDX事業の利益がそれを上回った。
通期予想は営業利益3百万円と小幅な黒字で、第1四半期だけですでに上回っている。会社は予想を据え置いたが、その理由は短信には書かれていない。
短信に記載されたSPAIAの会員数は前期の途中の数値と同じで、記載の誤りの可能性がある。事業の成長度合いを測るうえで、今後の開示に注目したい。