決算ノート
3498東証プライム不動産コンサルティング(ホテル、冷凍冷蔵倉庫などの開発)

2026年8月期 決算サマリー顔マークの見方

サマリー

ホテルや冷凍冷蔵倉庫の開発を手がける霞ヶ関キャピタルの2026年8月期は、国内外の投資家の旺盛な不動産投資需要を背景に、売上高が前期比69.7%増の1,637億円、営業利益が47.2%増の278億円、親会社株主に帰属する当期純利益が62.9%増の166億円と大幅な増収増益となった。一方、営業キャッシュ・フローは167億円の支出だった。2027年8月期は営業利益410億円(+47.1%)を見込み、配当は年200円(前期165円)の予想。

売上高

163,756百万円

+69.7%

営業利益

27,866百万円

+47.2%

経常利益

25,896百万円

+51.1%

親会社株主に帰属する当期純利益

16,692百万円

+62.9%

営業利益率

17.0%

前期19.6%

自己資本比率

39.1%

前期末29.7%

ハイライト

  • 売上高は163,756百万円(前期比+69.7%)、営業利益は27,866百万円(+47.2%)、経常利益は25,896百万円(+51.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は16,692百万円(+62.9%)。営業利益率は17.0%(前期19.6%)
  • 不動産市場は、金利上昇への警戒感はあるものの、国内外の投資家の投資需要が旺盛で堅調な市況が続いた
  • ホテル事業では5件が開業し、開発用地を16件、既存ホテル・旅館を3件取得した。2026年8月に和歌山マリーナシティの株式を取得し、ホテルを含む複合開発にも着手した
  • インフラ事業では、賃貸型の冷凍冷蔵倉庫を中心に開発し、自動倉庫の開発も進めている
  • 営業キャッシュ・フローは16,765百万円の支出(前期は6,893百万円の収入)、投資キャッシュ・フローは31,478百万円の支出。財務キャッシュ・フローは65,336百万円の収入で、現金及び現金同等物は41,787百万円
  • 総資産は222,132百万円(前期末121,688百万円)、純資産は87,836百万円(同38,193百万円)、自己資本比率は39.1%(同29.7%)
  • 配当は期末165円(配当性向24.3%)。2025年9月1日付で1株を2株に分割しており、前期の240円は分割前の金額
  • 2027年8月期は売上高220,000百万円(+34.3%)、営業利益41,000百万円(+47.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益24,000百万円(+43.8%)を見込む。配当は年200円の予想

財政状態

総資産

222,132百万円

純資産

87,836百万円

自己資本比率

39.1%

現金及び現金同等物

41,787百万円

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2027年8月期 通期予想220,000百万円+34.3%41,000百万円+47.1%36,000百万円+39.0%24,000百万円+43.8%

注目ポイント

ホテルや冷凍冷蔵倉庫を開発し、投資家に売却するモデルで急成長が続いている。売上は7割増、営業利益は5割近く伸びた。インバウンド需要と、不動産への旺盛な投資意欲が追い風になっている。

一方、開発用地の取得を急いでいるため、営業活動では現金が流出しており、資金は財務活動による調達でまかなっている。総資産は1年で約1,000億円増えた。

来期も4割超の増益を計画している。不動産市況や金利の動向次第で、物件の売却が計画どおり進むかが業績を左右する。

出典:霞ヶ関キャピタル株式会社「2026年8月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年10月5日)」(2026年10月5日開示)

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