3661東証コンテンツ事業(アーティストのファンクラブ・ファンサイト運営、メッセージアプリ)、電子チケット、EC
増収増益
2027年3月期 第1四半期 決算サマリー
サマリー
アーティストのファンクラブサイト運営や電子チケットを手がけるエムアップホールディングス(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、大型アーティストの新規ファンクラブ開設などで会員基盤が拡大し、売上高が前年同期比21.6%増の90億18百万円、営業利益が同15.8%増の16億6百万円となった。投資有価証券償還損4億2百万円を特別損失に計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は同22.4%減の6億66百万円。6月26日に未定としていた通期予想を公表し、売上高360億円、営業利益58億円を見込む。
売上高
9,018百万円
+21.6%営業利益
1,606百万円
+15.8%経常利益
1,706百万円
+21.1%親会社株主に帰属する四半期純利益
666百万円
△22.4%自己資本比率
27.2%
前期末29.7%ハイライト
- 売上高は9,018百万円(前年同期比+21.6%)、営業利益は1,606百万円(+15.8%)、経常利益は1,706百万円(+21.1%)。投資有価証券償還損402百万円を特別損失に計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は666百万円(△22.4%)
- ファンクラブ・ファンサイト事業は、既存ファンクラブの施策やコンテンツの拡充に加え、話題性の高い大型アーティストの新規オフィシャルファンクラブの開設で会員基盤が拡大した。メッセージアプリサービスも新規参画アーティストが増えた
- 6月26日に、未定としていた2027年3月期の通期予想を公表した。グループの経営資源の「選択と集中」の観点から一部のノンコア事業について売却を含む再編を行う方針を決め、業績への影響を算出できるようになったため
- 通期予想は売上高36,000百万円(前期比+13.5%)、営業利益5,800百万円(+15.9%)、経常利益6,000百万円(+10.5%)、純利益3,500百万円(+17.9%)。第1四半期の進捗率は売上高25.1%、営業利益27.7%(当社試算)
- 財政状態は、総資産31,008百万円、純資産10,126百万円、自己資本比率27.2%。配当は期末24円(前期20円)の予想
財政状態
総資産
31,008百万円
純資産
10,126百万円
自己資本比率
27.2%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年3月期 通期予想(6月26日公表) | 36,000百万円(進捗25.1%)+13.5% | 5,800百万円(進捗27.7%)+15.9% | 6,000百万円+10.5% | 3,500百万円+17.9% |
注目ポイント
大型アーティストの新しい公式ファンクラブが加わり、売上は2割以上、営業利益は16%増えた。本業は好調を保っているが、投資有価証券の償還損で最終利益は減った。
会社は6月にようやく通期予想を公表した。ノンコア事業の売却を含む再編を決め、ファンクラブを軸とするコア事業に経営資源を集中する方針を示した形だ。営業利益は16%の増益を見込んでおり、第1四半期の進捗は順調だ(当社試算)。
前期に課題となった大型ファンコミュニティのロイヤリティ負担に対し、会員獲得の分散がどこまで進むかが、利益率の回復を左右する。