決算ノート
4728東証スタンダードゲームソフトの受託開発(家庭用ゲーム機・PC、スマートフォン)

2026年8月期 決算サマリー顔マークの見方

サマリー

トーセの2026年8月期(2025年9月〜2026年8月)は、売上高が6,316百万円(前期比4.8%減)となった。営業利益は284百万円(前期比58.8%減)だった。経常利益は332百万円(前期比50.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は土地の譲渡に伴う特別利益の計上で717百万円(前期比186.7%増)。海外の大手ゲーム会社との家庭用ゲーム機向けソフトの大型開発プロジェクトが2026年2月末に急な一時停止となり、開発リソースに大規模な稼働の空きが発生した。営業利益は2025年10月9日に公表した予想も下回った。2027年8月期は売上高6,000百万円(前期比5.0%減)、営業利益415百万円(前期比45.9%増)を見込む。

売上高

6,316百万円

前期比△4.8%

営業利益

284百万円

前期比△58.8%

経常利益

332百万円

前期比△50.9%

親会社株主に帰属する当期純利益

717百万円

前期比+186.7%

特別利益

898百万円

自己資本比率

82.7%

前期末78.1%

ハイライト

  • 売上高は6,316百万円(前期比4.8%減)、営業利益は284百万円(前期比58.8%減)、経常利益は332百万円(前期比50.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は717百万円(前期比186.7%増)
  • 海外の大手ゲーム会社との家庭用ゲーム機向けソフトの大型開発プロジェクトが、同社の方針転換により2026年2月末に急な停止(再開時期未定)となり、2026年3月以降、開発スタッフの稼働に大きな空きが発生した
  • ゲーム事業のレベニューシェア(開発したタイトルの販売に応じて分配される成功報酬)が減少し、売上総利益率が低下した。営業利益は2025年10月9日に公表した予想も下回った
  • その他事業は、前期の収益に大きく貢献した教育関連のコンテンツ開発が前期中に終了した反動減等で収益が減少した
  • ゲーム事業の売上高は5,879百万円(前期比2.7%減)。家庭用ゲーム機・PC関連は4,750百万円(前期比0.4%減)、スマートフォン関連は1,123百万円(前期比11.3%減)
  • 長岡京トーセビルの建替えに際し、建設用地以外の隣接する土地を2026年8月末日に譲渡し、約748百万円の特別利益が発生した。特別利益の合計は898百万円
  • 2027年8月期は売上高6,000百万円(前期比5.0%減)、営業利益415百万円(前期比45.9%増)、経常利益423百万円(前期比27.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益280百万円(前期比61.0%減)を見込む
  • 配当は年25円(中間12.50円・期末12.50円、前期と同額)。2027年8月期も年25円の予想

財政状態

総資産

8,198百万円

純資産

6,823百万円

自己資本比率

82.7%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2027年8月期 通期予想6,000百万円前期比△5.0%415百万円前期比+45.9%423百万円前期比+27.2%280百万円前期比△61.0%

注目ポイント

売上高は6,316百万円(前期比4.8%減)、営業利益は284百万円(前期比58.8%減)だった。会社は、海外の大手ゲーム会社との大型開発プロジェクトが2026年2月末に急な停止(再開時期未定)となり、開発スタッフの稼働に大きな空きが発生したこと、ゲーム事業のレベニューシェアが減少したことを挙げている。営業利益は2025年10月9日に公表した予想も下回った。

親会社株主に帰属する当期純利益は717百万円(前期比186.7%増)だった。長岡京トーセビルの建替えに際し、隣接する土地を譲渡して約748百万円の特別利益が発生した。

2027年8月期は売上高6,000百万円(前期比5.0%減)、営業利益415百万円(前期比45.9%増)を見込む。会社は、稼働の空きに対するスタッフの配置換えが概ねできていることや外注費の減少等で売上総利益率が改善するとしている。

出典:株式会社トーセ「2026年8月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年10月8日)」(2026年10月8日開示)

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