6082東証スタンダード宅配食(宅配寿司「銀のさら」、宅配御膳「釜寅」など)
2026年3月期 通期 決算サマリー
サマリー
宅配寿司「銀のさら」を展開するライドオンエクスプレスホールディングス(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、メニュー改定などで売上高が前期比1.9%増の238億33百万円、販管費の減少で営業利益が同12.6%増の8億79百万円となった。子会社の投資事業組合の運用益5億92百万円を営業外収益に計上し、経常利益は同76.9%増の12億77百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.1倍の6億99百万円。今期の業績予想は、中東情勢による原材料価格の不透明さから未定とした。
売上高
23,833百万円
+1.9%営業利益
879百万円
+12.6%経常利益
1,277百万円
+76.9%親会社株主に帰属する当期純利益
699百万円
+109.8%投資事業組合運用益(営業外収益)
592百万円
前期7百万円自己資本比率
58.1%
前期末61.8%ハイライト
- 売上高は23,833百万円(前期比+1.9%)、売上総利益率は46.7%(前期47.8%、当社試算)。販管費を10,260百万円(△1.3%、当社試算)に抑え、営業利益は879百万円(+12.6%)、営業利益率3.7%
- 連結子会社「ライドオン・エースタート1号投資事業有限責任組合」の運用益が見込み(2025年12月公表の481百万円)を上回って確定し、第4四半期に588百万円を計上(通期592百万円)。一方で投資有価証券評価損177百万円(うち第4四半期138百万円)、店舗の減損損失109百万円を計上した。経常利益は1,277百万円(+76.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益は699百万円(+109.8%)、1株当たり71.48円
- 2025年12月19日公表の通期予想(売上高23,377百万円、営業利益810百万円、経常利益1,255百万円、純利益724百万円)に対し、売上高は2.0%、営業利益は8.5%上回り、純利益は3.5%下回った(当社試算)
- 期末の店舗数はFCを含め695店舗(直営227、FC468)
- 財政状態は、総資産15,224百万円(前期末比+2,228百万円)、純資産8,850百万円、自己資本比率58.1%(前期末61.8%)。営業CFは772百万円の収入、財務CFは借入れなどで1,009百万円の収入。現金及び現金同等物は7,710百万円
- 2027年3月期の連結業績予想は未定。中東情勢に伴う原油・燃料価格の高騰で、マグロなどの主要食材や容器・紙材の調達価格の見通しが不透明で、合理的な算定が困難としている
- 配当は前期・当期とも年15円(期末)。2027年3月期も年15円を予想
財政状態
総資産
15,224百万円
純資産
8,850百万円
自己資本比率
58.1%
現金及び現金同等物
7,710百万円
次期業績予想
| 決算期 | 業績予想 |
|---|---|
| 2027年3月期 通期予想 | 未定(合理的な算定が困難なため) |
注目ポイント
宅配寿司「銀のさら」を柱とする同社は、メニュー改定や創業25周年の販売施策で売上を小幅に伸ばし、費用の見直しで営業利益を1割強増やした。
最終利益が2倍になった最大の要因は本業ではなく、子会社が運営する投資ファンドの運用益だ。見込みを上回る約5億9千万円を計上し、経常利益を大きく押し上げた。一方で投資有価証券の評価損や店舗の減損も計上している。
今期の業績予想は未定とした。中東情勢で原油価格が上がり、マグロなどの食材や容器、紙材の調達価格が見通せないためだという。寿司の主要食材であるマグロの価格動向が、今期の収益を大きく左右しそうだ。