6752東証プライムコネクト、エレクトリックワークス、HVAC & CC、エナジー、インダストリー、スマートライフ
2027年3月期 第1四半期 決算サマリー顔マークの見方
サマリー
パナソニック ホールディングス(IFRS)の2027年3月期第1四半期(4〜6月)は、エナジーやインダストリー、コネクトなど主要セグメントが増収増益となり、売上高が前年同期比6.4%増の2兆189億円、営業利益が110.0%増の1,824億円と倍増した。親会社の所有者に帰属する四半期純利益は89.2%増の1,351億円。通期予想を上方修正し、営業利益を5,500億円から5,900億円(前期比+149.6%)に引き上げた。配当は年54円(前期40円)の予想を据え置いた。
売上高
2,018,914百万円
+6.4%営業利益
182,455百万円
+110.0%税引前利益
188,947百万円
+107.7%親会社の所有者に帰属する四半期純利益
135,173百万円
+89.2%親会社所有者帰属持分比率
51.8%
前期末51.2%ハイライト
- 売上高は2,018,914百万円(前年同期比+6.4%)、営業利益は182,455百万円(+110.0%)、税引前利益は188,947百万円(+107.7%)、親会社の所有者に帰属する四半期純利益は135,173百万円(+89.2%)
- エナジーは売上高313,967百万円(前年同期219,256百万円)、利益40,882百万円(同31,856百万円)。インダストリーは売上高334,307百万円(同283,481百万円)、利益39,094百万円(同19,427百万円)とほぼ倍増した
- コネクトは利益25,501百万円(前年同期5,848百万円)、エレクトリックワークスは24,843百万円(同11,173百万円)と大きく伸びた。HVAC & CCは14,530百万円(同15,712百万円)と減益だった
- 消去・調整の損益は4,580百万円の利益(前年同期は18,959百万円の損失)に改善した
- 通期予想を上方修正した。売上高は7兆6,000億円から7兆8,000億円(前期比△3.1%)、営業利益は5,500億円から5,900億円(+149.6%)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は4,200億円から4,500億円(+137.4%)、調整後営業利益は6,000億円から6,500億円に
- 配当は年54円(中間27円・期末27円)の予想を据え置いた。前期は年40円
- 7月に海外市場で総額5億ドルの米ドル建て無担保普通社債を発行した(重要な後発事象)
- 資産合計は10,427,680百万円、資本合計は5,574,729百万円、親会社所有者帰属持分比率は51.8%。現金及び現金同等物は903,074百万円
財政状態
資産合計
10,427,680百万円
資本合計
5,574,729百万円
親会社所有者帰属持分比率
51.8%
現金及び現金同等物
903,074百万円
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 税引前利益 | 親会社の所有者に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年3月期 通期予想(修正後) | 7,800,000百万円△3.1% | 590,000百万円+149.6% | 590,000百万円+124.2% | 450,000百万円+137.4% |
注目ポイント
第1四半期は営業利益が前年同期の2倍以上に増えた。電池のエナジー、電子部品などのインダストリー、企業向けソリューションのコネクトがそろって利益を伸ばし、消去・調整の損益も損失から利益に転じた。
会社は通期の営業利益予想を400億円引き上げた。前期の営業利益は2,364億円と、一時的な損益を除いた調整後営業利益(4,474億円)を大きく下回っており、今期は2.5倍の営業利益を見込む。売上高は事業の整理などで前期を下回る見通しだ。
配当は前期の年40円から54円への増配を予定している。構造改革の効果が利益に表れ始めたなかで、売上を伸ばす成長事業を育てられるかが今後の焦点になる。