6758東証プライムゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画、エンタテインメント・テクノロジー&サービス、イメージング&センシング・ソリューション
2027年3月期 第1四半期 決算サマリー顔マークの見方
サマリー
ソニーグループ(IFRS)の2027年3月期第1四半期(4〜6月)は、イメージセンサーのI&SS分野とゲームのG&NS分野が大きく増益となり、売上高が前年同期比8.2%増の2兆8,378億円、営業利益が40.2%増の4,765億円となった。当社株主に帰属する四半期純利益は32.1%増の3,422億円。通期予想を上方修正し、営業利益を1兆6,000億円から1兆7,200億円(前期比+18.8%)に引き上げた。ただし、7月28日の熊本地震で熊本の半導体工場が生産を止めており、その影響は予想に織り込んでいない。
売上高
2,837,771百万円
+8.2%営業利益
476,499百万円
+40.2%税引前利益
477,491百万円
+33.9%当社株主に帰属する四半期純利益
342,161百万円
+32.1%営業利益率
16.8%
+3.8pt株主資本比率
52.2%
前期末51.8%ハイライト
- 売上高は2,837,771百万円(前年同期比+8.2%)、営業利益は476,499百万円(+40.2%)、税引前利益は477,491百万円(+33.9%)、当社株主に帰属する四半期純利益は342,161百万円(+32.1%)。前年同期の為替レートで換算すると売上高は約1%の減収
- イメージング&センシング・ソリューション(I&SS)は売上高5,127億円(+1,045億円)、営業利益1,222億円(+680億円)と大きく伸びた
- ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)は売上高9,371億円(+6億円)、営業利益2,020億円(+541億円)。音楽は売上高5,620億円(+967億円)、営業利益1,059億円(+131億円)
- 映画は営業利益248億円(+61億円)、エンタテインメント・テクノロジー&サービス(ET&S)は営業利益426億円(△5億円)
- 通期予想を上方修正した。売上高は12兆3,000億円から12兆5,000億円(前期比+0.2%)、営業利益は1兆6,000億円から1兆7,200億円(+18.8%)、当社株主に帰属する当期純利益は1兆1,600億円から1兆2,100億円(+17.4%)に
- 7月28日の熊本地震で、熊本テクノロジーセンター(熊本県菊陽町)が生産を停止し、復旧作業を続けている。長崎・大分・鹿児島の拠点は生産を再開した。業績への影響は合理的に見積もれないため、通期予想には含めていない
- 配当は年35円(中間17.5円・期末17.5円)の予想を据え置いた。前期は年25円(2025年10月の金融事業のスピンオフに伴う現物配当を除く)
- 資産合計は16,047,302百万円、株主資本は8,369,259百万円、株主資本比率は52.2%。前年同期の利益は、スピンオフした金融事業を除く継続事業の数値
財政状態
資産合計
16,047,302百万円
資本合計
8,774,938百万円
株主資本比率
52.2%
現金及び現金同等物
2,170,019百万円
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 税引前利益 | 当社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年3月期 通期予想(修正後) | 12,500,000百万円+0.2% | 1,720,000百万円+18.8% | 1,710,000百万円+20.2% | 1,210,000百万円+17.4% |
注目ポイント
第1四半期はイメージセンサーを手がけるI&SS分野の営業利益が2倍超に増え、ゲーム分野も500億円余り増益となった。営業利益率は16.8%と前年同期から3.8ポイント上がっている。ただ、円安の効果を除くと売上高はわずかに減っており、為替の追い風も大きい。
会社は通期の営業利益予想を1,200億円引き上げた。一方で、7月末の熊本地震により主力のイメージセンサー工場が生産を止めており、その影響は予想に含まれていない。
上方修正の数字だけでなく、熊本の工場がいつ生産を再開できるか、その影響がどの程度になるかが、今後の業績を見るうえで重要になる。